ブログの移行先は?
ヤフーブログ終了が近づいてきました。
今日、皆さんからいただいたコメントを保存しながら・・・
何処に引っ越そうか?
皆、何処に行くのだろう?
バラバラになっていく仲間たちのことを考えたら寂しくなりました。
その時に思い出したのが、小松左京原作の
『日本沈没』
という作品です。
・・・原作本
日本海溝に異常事態発生。日本列島は海に沈んでいく・・・という奇想天外なストーリー。
日本国民の行く末は・・・?
原作は昭和38年に構想されていて、小松左京氏の発想の鋭さに驚かされます。
テレビドラマ化、映画化もされてますが、1974年に、半年にわたって放送されていたTBSドラマ『日本沈没』は、毎週、日本の何処かで大地が割れたり、崩れたりして、少しずつ日本列島が壊れていく様子が怖かったです。
・・・LD-BOX全2巻
ドラマの中のセリフで印象深いものがありました。
「○○(相手の名前)さんは、何処に行くの?」
「△△(国の名前)へ」
「そうか、遠いなぁ」
日本国民は、住居による地域別などで移住する国が割り当てられます。
親戚や、友人・知人がいても、居住地域によれば、国(政府)が△△(国の名前)へ行くように、と言えば、それに従わざるを得ません。
これをリアルタイムで観た時、父方、母方の親戚と、遠く離れた異国のそれぞれの地で、離れ離れになったらどうしよう・・・?
と子ども心に怖くなったものです。
その時と似た気持ちが、最近こみ上げてきています。
ブロ友は、何処に行くのだろう?
日本にとどまって、共に沈んで運命を共にする…つまり、ヤフーブログ終了を持って、自らの記事も粉砕するのか?
今日一日、皆さんからいただいたコメを保存しながら、自分で作った記事を振り返りました。
陳腐な記事ばかりで恥ずかしいのですが、押入れの中をひっくり返したり、本棚で、二重に立てて、奥に立てた書籍を手前に出した記憶が蘇ってきました。
今回の『日本沈没』のLD-BOXや文庫本も、本棚の奥、そして、今や倉庫と化した、嫁いだ妹の部屋の中から探したものです。
沢山のコメントがあるわけでもないのに、まだ半分しか保存してません。
結構疲れます。
途中『日本沈没』のLDや文庫本を探したりしたので、余計に疲れてしまいました。
もう一つ、今回のヤフーブログ終了に絡めた、感慨深い出来事が昨日ありました。
今、広島で
『ゲゲゲの人生展』
すっかり忘れていたのですが、昨日行きました。
・・・県立美術館入り口のタペストリー
展示内容は、水木しげる先生の生まれから、幼児期、少年期、兵役に就かれて、復員、アパートの経営、貸本漫画や紙芝居、結婚、貧困(清貧?)
そして「テレビくん」によるブレイク。
先生の先生実起筆の手紙や、絵、原稿が沢山展示してありました。
・・・結婚した時の先生の部屋の再現
先生の作品の一つ「墓場鬼太郎」は、出版社(兎月出版など)の倒産で、別の出版社に発表の場を移した、とありました。
いささか強引ですが
(ああ、ヤフーブログと同じかな?)
と、考えてしまいました。
皆さんからいただいたコメントは引っ越し先に持って行かれませんが、記事そのものは残すことが出来る・・・
自分自身の記録として、何処かに残そう・・・
そう決意する出来事でした・・・
・・・図録
読み応えバッチリです!
あと一回、投稿しようかな、と思ってます。