ジークフリートの遊ぶログ

そそっかしくて、キーボードタッチのミスに気が付かないことが多く、過去に投稿した記事も観直しながら編集しています。

「緊急指令10-4・10-10」 第十五話『僕は泣かない』 後半 完結編

 
予定より二日遅れのアップです。
本来なら19日までにアップするつもりでしたが、最終の“確定”キーをクリックしたら、フリーズしてしまい、編集途中として、記事の内容も再現されることもなく、全て消えてしまいました・・・
 
ヤフーブログはホントにエラーが多かったです!

では、今回は完結編です・・・
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「緊急指令10-4・10-10」

第十五話『僕は泣かない』


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怪人・怪獣が登場しない。科学の悪用性。怪奇性もない・・・ごく普通のドラマエピソードである。
無線機を持っていれば、事件の解決の手助けや人助けが出来る!
こういった多様性が散りばめられているので、このドラマが大好きなのである。
 
ツッコミを入れるとすれば、誠少年の父親・修三のことである。
毛利春彦のセリフにある・・・
 
「親の財産でのらくらと遊びまわっていた」

というだけで、どんな容姿なのか、何の仕事をしているのか?
更には“修三”という名前の漢字表記も実は不明。
“しゅうぞう”と打って、第一候補に出て来た漢字を勝手に打ち込んだ次第である。

今は、SNSやツイッターで拡散して、人探しはもっと安易であるが、この当時の無線機を使ったリレーは、逆に言えば、今よりも人間的で温かったと
思われる。
とにかく、毛利チームに協力してくれる無線仲間は皆、お節介で優しい。
感動の多い、珠玉のエピソードだと思える。

サブタイトルの『僕は泣かない』
涙を見せなかった誠少年は、最後の最後に節子の懐に飛び込み、大粒の涙を流す・・・
  
今回より、石田早苗がユニフォームを与えられたレギュラー。
つまり毛利チームに加わっている。

よって、今回のキャラクター紹介

石田早苗:(深沢裕子) 年齢不明(おそらく20歳)
コードネーム:サナエ
職業:不明

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初登場は、第十三話「海獣半魚人の反逆」

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入り江ナミのように、ミニスカートバージョンのユニフォームを身に着けることはない。
女性としての優しさに満ちた心を持っていて、そこから派生される行動が目立つ。
 
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何度観ても、土手を歩く塚本節子の後ろ姿が痛いです。
そして、ニコニコしているけれど、二度も母親から見放された、と感じた誠少年の心情も痛いです。
 
母親を突き放した誠少年。意固地とも思える、その心情を解きほぐした岩城哲夫。
彼は、誠に何を言ったのでしょうか?
 
土手を、母親を追いかける誠少年に、こみ上げてくるものがあります。
塚本節子が誠少年に会う決意をしたのは、岩城哲夫が残した写真を見て、母親としての愛情が甦ったのですが、本来の設定では、誠少年の背中に付いたムチの傷跡の写真を見て、息子を見捨ててしまった罪悪感に捕らわれた、というものだったらしいのです。
しかし、それだとあまりにも母・節子を責め過ぎてしまう感があります。
だからスタッフは、あくまでも、誠少年の現在の普通の写真を見て、誠を産んだ母親としての愛情が甦った、という設定にしたらしいです。

脚本、と言えば、このエピソードを数年前、CSで何十年ぶりに観た時に、疑問に思ったことがあります。
ラストのカットで、誠少年が実の母親・節子に引き取られる経緯について、毛利春彦が言ってます。

「御主人がとってもいいんでね」

この言い回し・・・何だか、軽くて、塚本節子の夫に対して敬意を表してない気がしたのです。
このモヤモヤした感じを、後に発売されたDVD-BOXに封入してある冊子が解決してくれました。

「御主人がとってもいい人でね」

が、正解のようなのです。

つまり“人”と、ひらがなの“ん”の形が似ていることから生じた誤植のようだったのです。

それをそのまま口にした黒沢年男さん。
間違いを正さずに、そのままオンエアーされたようなのです。

まるで『ナイツ』のコントのようです!
 
このエピソードから石田早苗がレギュラー入りしますが、演ずる深沢裕子さん。他に「アテンションブリーズ」で、主人公・洋子の従妹を演じておられます。
残念ながら、既に故人になられてます。病死のようです。
 
高浜誠を演じた川島哲也君。
後に「ウルトラマンレオ」にゲスト出演。
 
塚本節子を演じた岩本多代さん。
 
同時期にウルトラマンA」にゲスト出演。
そして、TBSの「ゆびきり」というホームドラマで、和裁教室に通う、花嫁修業中の明るい女性の役をやられてます。
 

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今回のエピソードで3度も登場する『日向(ひゅうが)漬け』
実在しない商品なのですが、モデル?となった商品はあります。
 
その名も『日向(ひなた)漬け』宮崎産の沢庵漬けです。
 
ネットで検索して購入しようと思いましたが、いつも行くスーパーで同じものをあっさり見つけました。
 

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・・・普通の沢庵でした。
ドラマのように、箱の中に入っているのかと思いました。
 
高浜誠が、岩城哲夫の車の中で完食して、口の周りについた餅粉のような白い粉がまぶしてあるわけでもありませんでした。真空パックの進化なのでしょう。汁たっぷりのたくあんが閉じ込められてました。
 
早速食べてみました。

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・・・ん~!
美味しいけれど、硬い!年寄り向けではないかも・・・
 
美味しいけれど、子ども向けではない、とも思います。
しかし、このような漬物を岩城哲夫の車の中で平らげてしまった、高浜誠の普段の食生活を想像すると胸が痛くなります。
 

さて、今や社会現象となってしまった
 

警察や救急と同じく、緊急番号が存在します。

189

これにダイヤルすると、児童相談所につながります。
覚え方は「イチハヤク」
子どもからのSOS、不信に思っている近所からの通報も受けつけてくれるそうですが、この児童相談所…あまり信頼出来なくなりました。

さて、これを持って、ヤフーブログでの「緊急指令10-4・10-10」のストーリー紹介は終了です。
今まで好き勝手に、ストーリーを漫画風に紹介させていただきましたが、途中で凝るようになってしまいました。
お付き合い下さった方、ありがとうございました。
第十六話以降は、引っ越し先で始めたいと思いますが、何処に引っ越すかまだ決めてません。

あと10日で終了するヤフーブログ。
この10日間で、今まで頂いたコメントの記録と、引っ越し先でのID登録をしたいと思います。

ヤフーブログ自体は、最後の日まで投稿するつもりではいます。