「緊急指令10-4･10-10」 第十五話『僕は泣かない』 前半
台風が近づいてます。
今、家の外は突風が吹いてます。
こんな時に不謹慎ですが「緊急指令10-4・10-10」のストーリー紹介です。
何故、不謹慎なのか、と言いますと「緊急指令10-4・10-10」の主題歌の中に
♪風が吹き荒れ、屋根が飛ぶ
という歌詞があるからなのです。
別名“電波特捜隊”である“毛利チーム”の活動は、災害時に緊急ＳＯＳを発信してくる人たちの救出も大きなテーマになっているのです。
主題歌の紹介は、機会があれば･･･
今回のストーリーは、何度観ても泣いてしまう内容なのです。
「緊急指令10-4・10-10」の全エピソードの中でも異色中の異色です。
※個人の感想です。
今、社会問題となっている事件を、円谷プロは昭和４７年に既に取り上げていたのでした･･･
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「緊急指令10-4・10-10」
先ずは前半部分。
今や社会問題となっている『児童虐待』
このエピソードでは継母による虐待。ムチ打つ彼女の顔はまるで鬼の形相となっている。
これをリアルタイム、再放送時に観た時は、現実離れしている、と感じたものだが、今改めて拝見すると、あの当時も今も、警察はあてにならないことがよく分かる。
このエピソードで警察が介入したのは、警視庁が、高浜誠の捜索願いを受理したと思われる宮崎県警に問い合わせをしたことぐらいだろう。
30分の尺のドラマなので、きちんと言及されてないのが残念･･･
花形一平が高浜誠にペンダント型無線機を渡したが、あのペンダントが東京からの電波を受信出来るとは思えないが、今回はツッコミを入れなかった。
ドラマの中で、毛利春彦が言う
『他人の家庭に口を出してはいけないんだ』
これが、意識下に根強く、今もあるのがこの国の特徴。
今回のエピソードで、石田早苗が準レギュラーから、正式にユニフォームを
身につけたレギュラー入りをしている。
そして、今回で二度目の出演を果たした武智豊子さんも面白い！
前回の第八話「私は殺される！」での、家政婦紹介所の中年女性とは別人のようである。
第八話「私は殺される」より
また･･･
毛利チームに届いた“日向漬け”の小包。
岩城哲夫の自宅でもある、この
『世田ヶ谷区成城町一の十一』は架空の住居表示となっている。
小さい“ヶ”を外した『世田谷区成城町一の十一』は存在する。
私がヤフーブログを始めた時、プロフィールにこの住居表示を、私の自宅として設定していたのたが、その後の改定改定･･･で、プロフィールが随分変更させられた。
そして、花形一平や松宮三郎が固執していた“日向漬け（ひゅうがづけ）”も存在しない。
しかし“日向漬け（ひなたづけ）”という、大根の天日干しが、宮崎名産であるようだ。
この宮崎版のたくあんが“日向漬け（ひゅうがづけ）”の元になったと思われる。
しかしながら、五歳の子どもが空腹だからと言って、岩城哲夫の車の
中で、たくあんを平らげるとは、充分な食事も与えられてはなかったのだろう、と思われる。
そう考えると、胸が痛い･･････
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誠少年の母親は見つかるのか？誠少年は幸せになるのか？
後半部分を出来るだけ早くアップしようと思ってますが、思った以上に時間がかかっています。
おそらく後半部分は、更に二つに分けるだろうと思います。
