どうしたらいい?
二つのケースに6匹ずつ分けて、様子を観ていた幼虫たち。
約3週間経った、6月13日のことです。
画像に撮るのを忘れてましたが、一匹、表面に出てきたのです。
原因は何か、ネットで調べてみますと、
『マットの中の居心地が悪い』
とのこと。
つまり
・エサ不足
・水分不足(乾燥し過ぎている)
・水分が多過ぎる。
・仲間に場所を取られてしまい、サナギになれるスペースがない
・自分でサナギになるための部屋が作れない
・病気
とのこと。
カブト虫はサナギになる時・・・
※ネットから拝借しました。
・・・このように部屋を作って変化します。
自分の糞を固めて周りに壁を作るのです。
羽化するまで、3週間から1ヶ月ほど、このままでいます。
この部屋のことを蛹室(ようしつ)と呼びます。
5月に、ペットボトルに幼虫たちを入れたのは、
実はこのように・・・
※ネットから拝借しました。
他の幼虫たちに気兼ねなく蛹室を作りやすいだろうし、サナギになった時の様子も観察出来る、と考えたからです。
しかし、前回の記事のように・・・
※前回の記事の画像
・・・マットに潜らず、蛹室も作ろうとしない。
ここも居心地悪い?
と、再び大きいケースに、たっぷりのマットを入れて、改めて引っ越ししたのが5月24日。
そのうちの一匹が前述の通り表面に出てきたのです。
えぇ~、どうしたらいい?
どうしたらいい?
と、ネットで再び調べたら、幼虫がサナギになる前、
体の色が黄色になり、しわしわが表れる、とのこと。
だったら・・・
と、出てきた幼虫を再び、マットを入れたペットボトルに、引っ越しさせてみたのです。
今度は、表面に幼虫を置いて自分で潜らせる、のではなく、ある程度マットを入れたら、幼虫を置き、その上にマットを被せ、最初から潜らせた状態にしてみました。
すると、翌日6月14日のことです・・・
観察・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・朝起きてみると、何という事!
また表面に出てきている。
体色は黄色っぽくなっているのに・・・
このマットが悪い? 百均のものだから? それとも狭い?
様々な憶測が駆け巡ったけれど、仕事に行かなくてはならない。
取り敢えず職場に行く・・・
・・・で、帰ってみると、
・・・えぇーッ!
ケースの中の一匹が、また表面に出て来ている~ッ!
色は黄色がかかって、明らかにサナギになる前段階に観えるのに~ッ。
・・・接写してみる。
フラッシュは焚かないでいたが、ピクリともしない。
死んだ?ちょん、とつついてみる・・・
ピクピク!
あぁ生きてる。良かった!
ではペットボトルの方は?
・・・死んでる?
こちらも接写。
・・・首だけ出しまま、動かない。
こちらは確実に死んだ?
ちょん、とつついてみる。
・・・グイっと頭を上げ、
・・・左右に振った!
良かった、生きている!
でも、サナギになる様子はない。
これからどうしたらいい?
どうしたらいい?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・と、不安で不安で。
ネットの情報が頼りで、何とか幼虫たちを、全部大人にしてあげたい気持ちでいっぱいです。
で・・・翌日、私は新たな試みをすることにしました。
6月15日の出来事に続きます。