6月25日~26日
カブトムシの幼虫の飼育経過。
今回は6月25日と26日です・・・
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25日・夜。
・・・ペットボトルの中の幼虫は、茶色い様相。
少し刺激を与えると、のびのびと動く。
そして、マットの上に上がってしまったケースの幼虫は・・・
・・・また仰向けになっているではないか!
どうしたものか?
もう一つのケースの、マットの中の幼虫たちは?
この黒い色したマット・・・
・・・これを入れたケースの中・・・
6頭ずつ分けて入れたのだが、一頭がマットの上に出て・・・
・・・『どうしたらいい?』
の記事の時の幼虫が・・・
・・・こうなったのだから、
・・・この中には、最低でも5頭の幼虫がいるはずだ。
・・・死んでいる?
それともサナギになっている・・・?
どうしても気になって、例えサナギになっていたとしても、それを傷つけてしまう覚悟を推して、マットを慣らす為のスプーンで、少しずつ掘ってみた・・・
・・・すると、何か硬いものに当たって、パカっ、と言う手ごたえ!
・・・空間があって、その中から観えたものは!
・・・角を揺らす、オスのサナギだ!
サナギの周りは、黒い壁で卵のような形をしていた。
ここでネタばらし・・・
カブトムシの幼虫は、サナギになる時、ゴツッ、ゴツッ、と何かをかじるかのような音を発生させる。
ネットで調べると、それは“ワンダリング”という行動だそうだ。
幼虫は、マットの中で、体をクネクネさせて、自分の周りに空間を作る。
そして出来た壁を、自分の糞で固めて、部屋にする。
それが蛹室となる。
実は、6月18日か19日の夜、ケースから、正にゴツッ、ゴツッ、と音がしていたのだ。
夜中の間中、それは響いていた。
いよいよサナギになるか!?
と期待して、その夜は寝たものだった。
あの夜にした音の原因のサナギが、こいつ?
一度壁に穴を開けてしまった蛹室は、元に戻すことは出来ないので、このサナギを、人工的に作ったスポンジの蛹室に移してやる。
・・・この円筒形をした穴の中で、角を揺らしている。
あの幼虫の体の中から、このような形が出来上がってくるとは、生命の神秘を感じる!
では今一度、ペットボトルの幼虫・・・
・・・体の色は、茶色が濃くなっている。
体表の下の、サナギの色なのか? あまり動かない・・・
この夜は、ここで休むことにした。
26日・夜。
仕事から帰って幼虫たちを覗いて観る。
先ずは、マットの上の幼虫・・・
・・・仰向けになったまま。
でも生きている。
自分で蛹室を作れず、例えマットの上でサナギになっても、羽化不良になってしまう可能性は忌避したい、
とスプーンですくって、スポンジで作った蛹室に入れてやる・・・
・・・これでサナギにならないのなら、それはそれで、自分で蛹室を作れない体力のない、こいつの運命なのかも知れない。
では、ペットボトルの幼虫は?
・・・あれ、体色がどす黒くなって、全く動かない。
・・・お亡くなりになっていた。
調べると、蛹化不良、とのこと。
体の黒点は病気の証拠らしい・・・
病気の原因は何なのだろう?
と深く考えてしまう。
この・・・
・・・茶色いマットを入れた
・・・このケースで育った、幼虫のうち、5頭がマットの上に上がっていて、そのうち、1頭はサナギになった。
・・・サナギになれずに死んでしまったのは、こいつだけにしたい!
サナギになっていない、または確認出来ていないのも含めて、あと8頭。
楽しみであり、不安でもある・・・
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ケースの中のマットを取り出して、様子を観てみたいのですが、無為に蛹室を壊すようで、断念しました。
正直、出たり入ったりしてきて、段々、幼虫たちの位置が分からなくしまいました。
取り敢えず一両日中に、27日以降の観察に続きます。