マジンガーZ INFINITY
久し振りの投稿です。
先日観た映画の感想です。
1972年、昭和47年に放送開始となった「マジンガーZ」の劇場版
を観ました。
公開前より、随分と話題になっていて、前売特典も早くから無くなっていましたが、公開日から一週間遅れでやっと観ることが出来ました。
パンフレット
最初の放送が45年も前だったのか!と月日の流れを強く感じる。
設定は「マジンガーZ」の最終回から十年後、となっている。
つまり1984年あたり。
しかし、その頃にはまだ存在してなかったハンズフリーが出てくるし、あくまでも、今現在を中心に、Dr.ヘルとの戦いは10年前だった、と頭の中で変換させないと矛盾が生じてくる。
この映画、4DXで一日に一回のみの上映だったので、鑑賞に行く日時の調整が難しかった。
動く座席に風と水と匂いと・・・まるでホバーパイルダーに乗っているかのような臨場感!との宣伝文句だったが「マジンガーZ」は後半になると“ホバーパイルダー”は、機能をパワーアップさせた“ジェットパイルダー”になった筈なのに…と、設定に疑問を感じたが、
何故“ホバーパイルダー”なのか?
との疑問は、映画を観ていくうちに解消してくる。
さてストーリーは・・・
同時期、富士山を臨む光子力研究所の地下から、巨大な魔神像が発見される。それは“マジンガーZ”に似たものだった。
科学者になった兜甲児が調査すると、その魔神像から、謎の少女が現れる・・・
そして死んだ筈のDr.ヘルと、その配下のあしゅら男爵、ブロッケン伯爵が復活。彼らが操る機械獣が集団となって襲ってくる!
マジンガーZは、戦闘獣との戦いで故障したままになっており、修復は不可能。
光子力研究所の所長になった弓さやかと、兜甲児はどう戦うのか?
アニメのリメイクにありがちの、キャラクターデザインのリニューアルによる違和感はほとんどなかったが、当時の声優陣による声はそのまま、と期待したいものの、本放送から既に45年も経っている。中には声に老いを感じる方も生じているからか、キャラクターの声は一掃されていて、聞いていると、そこだけは違和感を感じる。
以下、パンフレットより・・・
・・・精悍な風貌となった兜甲児
・・・今は光子力研究所の所長になり、更に色っほくなった弓さやか
・・・更に凛々しくなった剣鉄也
・・・炎ジュンは懐妊している。夫は剣鉄也
・・・小学生だったシローも今や頼もしい青年になっている
・・・魔神像から出現した謎の少女。その正体は?
・・・ボスと子分のヌケとムチャも健在。懐かしのボスボロットも活躍する。
子どもっぽかったヌケとムチャの顔も青年の顔つきになっている。
しかしながらヌケの鼻水は相変わらず。
そして・・・
・・・死んだ筈のDr.ヘル。更にいかつい顔つきになっている。
・・・男女のミイラをつなぎ合わせたサイボーグのあしゅら男爵と、首と体が別々に活動が可能なブロッケン伯爵。その彼らが率いた機械獣たち・・・
・・・本放送の時は一体ずつ(第一話の時は二体)の登場だったが、まとめての出現は迫力がある。
当時の手描きのセルでは困難だったが、現在のアニメ制作技術は格段に進化しているのを目の当たりに出来る。
何故、Dr.ヘルは甦ったのか?
少女の正体は?
壊れたマジンガーはどうやって復活した?
物語が進んでいく間に、それは明らかになってくる。
最近の特撮モノにありがちな構成になっているので、またこれか!?と感じてしまうが、OPの『マジンガーZ』の主題歌や、プールの底が割れて、二つに分かれた水の間からせりあがって来るマジンガーの雄姿に再会出来たことはファンにとっては感動ものだと思う。
観客は、当時の少年少女たち・・・40代後半以降の人ばかりで、それぞれの思いがあっての入場なのだろう。
その入場者全員にプレゼントがあった。
・・・簡易だが、組み立て式のスタンド。
これに記述してある“マジンガーズクラブ”とは、昭和49年当時に発行されていたテレビマガジン主催の「マジンガーZ」のファンクラブのことで、冊子に印刷されていた会員申し込み用紙を切り取って、会員証発行の為の返信用切手を同封すれば、誰でも会員になれた。
私も会員の一人で、テレビマガジン主催の、会員のみのプレゼント企画に色々参加したもので、一度ソフビ人形をもらったことがある。
実はこの映画、二回鑑賞しました。何故なら・・・
この“鉄のムビチケ”に関心があって欲しかったのである。
“鉄のムビチケ”とは、分厚い金属で表面にマジンガーZがデザインされている。
それが、これ・・・
・・・このようにグレートマジンガーがデザインされたものになっている。
裏は・・・
・・・普通のムビチケ仕様なのだが、4DX上映なので、これに千円プラスして入場しなければならない。
しかし、なんと言ってもこのカードの側面が・・・
・・・このように分厚くて、重量感もある。
この会員証が発行された当時は「マジンカーZ」が放送されている最中で、まだ「グレートマジンガー」の存在は、読者層である少年少女たちは知る由もなかったのである。
届いた会員証を観た会員たちは、操縦席であるパイルダーがドッキングするヘッド部分がとんがっているし、光子力ビームが発射される耳の部分が上に曲がっている、ある意味異質な「マジンガーZ」のデザインに大きな違和感を覚えたものだが、半年後に登場したグレートマジンガーの姿を観て、実は後任の「グレートマジンガー」の放送を意識したテレビマガジンの企画だったのだと納得したものだった。
このカードを拝見して、もっと驚いたことがある。
それは、2000枚限定で、遠し番号であるシリアルナンバー・・・
・・・この番号。
今でも覚えているが、私の“マジンガーズクラブ”の会員番号は
“115366”
非常に酷似している!
あの時の会員証は、今も押入れか、裏の倉庫の中のどこかにある筈なのだが、探すには膨大な時間が必要になる・・・
・・・決して大きくはない。5センチくらい。
このフィギュアが同梱されて、5220円と高額になってしまった。
個人的な感想は・・・
とても面白かった、とまでは言えないが、アニメのクオリティーは高く、当時を振り返るには絶好の作品であったと言える。
※ 文字打ちが、途中でおかしくなりました。
十分な構成や推敲が出来なくなりました。もう限界です・・・
このヤフーブログ自身の不具合なのでしょうか?
それともこのパソコンの不具合なのでしょうか?
時々、おかしくなります。
中途半端ですが、この記事はこれで終わらせていただきます。
不具合が改善されましたら、後日、修正させて頂きます。
2月10日・早朝、修正しました。