2018年・冬 上京物語 12月15日 その③ アニソン女子部
12月15日土曜日、上京した時の記録です。
前回の記事より
よみうり大手町ホールで行われた
~みんなで奏でるHoly Night~
前回、第一部を紹介しましたが、今回は第二部を紹介させていただきます。
画像は、自分の持っているCDもありますが、持っているのに、整理の仕方が悪く、見つけられなかったものはネットから、そして、ライブに出演されたシンガーの方達のブログからお借りした画像もあります。
唄われた曲目のタイトルや、順番など記憶違いがあるかも知れませんが、ご容赦下さい・・・
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休憩が終わって、第二部の開始。
ステージの上手(かみて)に金月真美さんが立ち、朗読を始める・・・
内容は『マッチ売りの少女』
金月さんが読み進めていると、会場の左側のドアから
「寒い、寒い」
と、スペシャルゲストのミズキイチコさんが登場。
開場は割れんばかりの拍手。
マッチ売りの少女に扮したミズキイチコさん。
マッチ売りなのか、キャディさんなのか、よく分からないいで立ちで、
「マッチはいかが?」
いながら、カゴから違うものを出して
「あ、マッチがえたぁ」
とダジャレを言って、舞台に上がっていく・・・
出演者のお一人のブログ記事から拝借しました。すみません。
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「寒い・・・そうだマッチを擦ろう」
と、童話の『マッチ売りの少女』と同じように、アニキ、じゃない・・・ミズキイチコさんが、マッチを擦ると、ステージが暗転。
炎に見立てたスポットライトがステージの真ん中に。
その中から現れたのは・・・
と、いう演出でミッチを含めた三人の出演者たちによる、このアニソン女子部の前身である1999年の「魔女っ子ライブ」の再現がなされた。
「スーパーロボット大戦」があるように、女の子向けとして「魔法少女アニメ」も沢山あるよ、の発想から生まれのが『魔女っ子大作戦』というゲーム。
そのアニメのオリジナル曲を唄う女性たちが集まって出来たライブが
「魔女っ子ライブ」だった。
・・・このCDには、本来のアニメ作品のOP、EDが収録されているのだが、それぞれの作品の主役を務める声優自らが主題歌を唄い、バックコーラスを、収録されているその他のアニメ作品の主役たちが務める、という珍しい形をとったメドレーが収録されている。
これはゲームもあるけれど、私はしたことがない・・・
女性シンガーばかりが集まったライブがその後『アニソン女子部』という形に変わったのである。
“先輩後輩関係なく、部活のような集まり”
がコンセプトだった。
ミズキイチコさんが、2本目のマッチを擦る・・・
今度は聖歌隊の格好をした出演者たちによる「ハーモレンジャー」の合唱が再現される。
※すみません、これはよく分からないです・・・
そして、3本目のマッチは・・・
『アニソン女子部』が活動している時に起こった悲しい出来事・・
東日本大震災の時には、CDを作成して1000枚限定で販売。
その売り上げを寄付に回しました、というエピソードが朗読された。
そのCDがこれ・・・
・・・このCDも持っているけれど、送ってきた時の封筒も保存しておこうと思って大切にしまっておいたら、何処に保存したか分からなり、ネットの画像から拝借した。
こうして3本のマッチを擦って、3つの『アニソン女子部』の歴史が紹介されて、全員がステージに集結。
bless4のアカペラによる「ハピネス」も良かった!
bless4、アニキ、ミッチは、フジテレビの「ハモネプ」に出演して、優勝したこともあった。
全演目が終了して、アンコールは、女子部による「ロックソーラン節」
それぞれが忙しくてリハーサルに集まるのが難しいのに、よく揃っているな、と感動!
私も「ロックソーラン節」は躍ったことがあるけれど、それはそれは大変だった!
そして、メンバー全員それぞれ最後の挨拶。
ミッチは泣くかと思ったが、その前にSaliaがボロ泣き。
初期の頃から参加していて、自分の芸歴と重なり感慨深いものがあったのだろう。こちらももらい泣きした。
実は、第一部でちょっとしたハプニングがあったのだ。
「次は、部長の堀江美都子さんです!」
と、下手(しもて)に引っ込んで行ったのだが、入れ違いに現れたのは、米倉千尋さんだった。
AKINOが段取りを間違えたのだった。
ステージに出ようとした米倉千尋さんは戸惑い、控室でスタンバっていたミッチは『えっ、私?』と焦ったそうで、AKINOが挨拶する時、お二人から突っ込まれ、会場も笑いに包まれた。
歌は覚えない、踊りも踊れない。
確かに踊りはキレが悪かった・・・
今回、こちらも段取りと違う行動を起こして笑いをとっていた大杉久美子さん。
だけど、いるだけでいい、その存在感だけで十分!
しかし、彼女もそろそろ70歳なのだ!
今回がファイナルだけれど、いつか形を変えて復活して欲しいなぁ、と思いつつライブは終わりに近づく。
最後は『アニソン女子部』の初めてのテーマソング「A-motion」で締めくくられた。
確か、Saliaが振付を担当した、と記憶しているのだが・・・
ライブの後は、係員の誘導に従って、出演者全員とのハイタッチ。
沢山の人が列を作った。
立ち止まらずに移動して下さい、と忠告はあるのだが、やはりファンとしては一言二言、話がしたい。
常連だと、向こうも気付いて
「元気!?」
と言ってくれる。
ファンとしても嬉しいはずで、少々大目に観ろよ、と思いつつ、順番の列がズレていく。
最初はbless4だった。
どっちだろう?男兄弟のお二人がそれぞれ
「楽しめましたか?」
との声掛けに、私は「はい、ありがとうございます」
と答えてタッチ。
そして、順番の、私の前にいた女性が常連らしくて、AKINOと会話を始めた。
「立ち止まらないで下さい」
と係員が声をかけてきたので、その女性が次へとズレて行ったので、私もAKINOを前にした時、思い切って
「あいしてる(指文字)を初めて観ました。とても良かったです。ありがとうございました」
と、手話で話しかけた。
向こうも少し、驚いた様子で
「ありがとうございます」
と、手話で返してくれた。
後は、他の出演者たちとハイタッチ。
目の前で拝見すると、やはり皆、綺麗だった!
Saliaは、まだ目を潤ませている感じで、またもらい泣きしそうになった。
「すみません、友だちの分も、もう一回」
と二回続けてタッチさせていただいた。
大杉久美子さんの大ファンの友人がいることをダシにしたのだった。
今回のライブ、その友人を誘おうと思ったのだけれども、チケットぴあでの抽選や、チケットの受け取り、上京した時の宿泊先や交通費の段取りを考えたら、とてもめんどくさいことになるので黙っておいたのだった。
アニキの前に来ると
「イチコでーす」
とハイタッチ。
二~三回握手したことがあるけれど、雰囲気だけでも、ボクのこと覚えてくれていただろうか?と思いつつ、最後はミッチ。
「ありがとうございました」
とタッチ。
これで全て最後。
寂しさを残しつつ、ロビーを後にした・・・
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今回、このライブの様子を記事にすることで、色々調べてみました。
出演者に関すること。前回「アニソン女子部」に行ったのは一体いつだったのか、などなど・・・。
日記帳や、システム手帳をひっくり返せば分かるのですが、さらに部屋を汚してしまうので、少し横着しました。
すると、10年以上前、12、3年くらいは前、と返って来ました。
友人が今の仕事に就いて、どんな立場になっていたか、というのと結び付けて記憶していたのでした。
その友人とは小学校の時からの腐れ縁です。
共にテレビ好き、特にアニメや特撮番組に関しては、よく話をしていました。
その中で
「堀江美都子が好きじゃけん」
と私が言うと、友人は童謡も手掛ける透き通った声の大杉久美子の方がいい、と言い張ってました。
童謡とか、大杉久美子さんが主題歌を唄う名作劇場を力説するわりには、それに似合ったデリケートな顔立ちをしているわけでも、特別記憶力が良いわけでもない友人ですが、彼の説明の仕方でだいたい思い出してきました。
それを裏付けたのが、アニソン女子部のテーマ曲「A-motion」
これは、レコード会社が違う女性シンガー同志が集まっての合唱曲なので、CD化は難しかったのです。
しかし、ミッチのデビュー35周年記念CD…
・・・に収録されることになったのです。
2001年にスタジオ録音されたものが初めてリリースされたのです。
35周年だから2004年の発売。
CDを聴いてないので歌詞を知らない。
だからそれよりも前に友人と上京したのだから、2003年に「アニソン女子部」を観たのだろう、と結論。
もう随分昔のことになる。
更に「アニソン女子部」は毎週ラジオで放送されていました。
どちらかと言うと、私はラジオの方が印象深い。
リクエストハガキを送って、ミッチに読んでいただいたこともありました。
自分自身の歴史が甦り、感慨深いものがあります。
来年ミッチは、デビュー50周年。
大きなイベントが待っているはずです。
平成も終わるし、2年後には東京オリンピック。
海外からのジャパニメーションファンも集まって、日本のアニメ文化が更に進化するかも知れません。
もしかしたら、その時に「アニソン女子部」が復活、または形を変えて世に出て来るかも知れない。今、その為の充電期間に入る…
そんな期待をしています。
このライブの後、夕食とお酒の為に、次の場所へと移動しました!