ジークフリートの遊ぶログ

そそっかしくて、キーボードタッチのミスに気が付かないことが多く、過去に投稿した記事も観直しながら編集しています。

オリエント急行殺人事件

 
寒さが急に堪える年末の中、レイトショーに行きました。
 
 
タイトルは・・・
 
 

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            パンフレット

ミステリーの女王、アガサ・クリスティの原作。
1974年制作のものも観たことがあって、内容も犯人も既に承知しているのだが、どうしても観たいと思わせるほど、この作品は私の中では大きな位置づけになっている。

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名探偵エルキュール・ポワロが乗ったオリエント急行内で、殺人事件が起こる。

犯人は、このオリエント急行の乗客の中にいる!

完全密室状態の動く列車の中、犯人はどうやって殺したのか?

容疑者は乗客全員・・・

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ポワロは、乗客たちの証言により、誰が嘘をついているのか、真実を見抜いていく。

被害者の素性には同情の余地は一切なく、犯人の殺害動機や、殺害シーンには胸を打たれ、涙しそうになる。
 
 
昨年、テレビのドラマスペシャルで、舞台を日本に置き換えた三谷幸喜版も視聴していて、記憶もまだ新しい。
 
このオリエント急行殺人事件は1974年版のどちらかでも観ておく価値はあると思う。

ただ114分という短い尺の中で展開するストーリーは、少しばかり駆け足過ぎた感がある。
本来、翻訳物が苦手なので、原作は未読なのだが、この機会に、アガサ・クリスティの世界につかってみたいと思う。
シネコンの下の階にある大型書店にも、映画公開に便乗して原作コーナーが設けられていた。
 
公開前より、是非鑑賞したい、と思っていたのですが、ブロ友のジーナさんの記事に触発されて、予定より早く年内の鑑賞となりました。

未見の方は意外な犯人に驚き、既に周知の方は、雄大な雪原の中を走行するオリエント急行や、緊迫した乗客たちの演技をスクリーンで楽しむのも面白いと思います。