音がしませんか?
※ 注意!
この記事を読んだ後、何か起きても責任は持てません・・・
今、この記事を読んでおられて、背後、或いは、他の誰もいない筈の部屋から音が聞こえませんか・・・
畳をこするような音、明らかに何者かが歩いているような音…
部屋だけではなく、天井から・・・床下から・・・
マンションやアパートに住んでおられる方・・・
両隣り、上の階、下の階の部屋がしょっちゅう空いてしまう、とかありませんか?
一軒家の方・・・
その家はずっと、この記事を読まれているアナタのものですか?
以前に住んでいる人がいましたか? 親の代、祖父の代から住んでいたとしても、その土地は、ずっとアナタの祖先の持ち物でしたか?
夜トイレに行くのが怖いのは、トイレが怖いのではなく、
トイレに行きたい、と思った時に、
トイレに行くまでの廊下や階段、電気の消えた暗い部屋の前を通って歩かなければならない工程を想像すること。
逆に、トイレの中で、部屋に戻るまでの過程を想像すること。
途中の、その暗い空間に、もしかしたらいるかも知れない???
事故物件というのがある。
その家、その部屋で、殺人事件、自殺などが起きた物件。
他と比べて格段と安価な場合がある。
事故車も然り・・・
ホテルや旅館では、自殺者が出た場合、警察の検証が終了して掃除が終わったら、翌日には平然と客を泊めるそうだが・・・
観たら後悔する!
そんな謳い文句があるとは知らなかった、この映画・・・
パンフレット
『残穢』・・・ざんえ。
穢れ・・・死、悪行などによって生じ、他者にもたらすもの・・・
久し振りに劇場で観たホラー映画だった。
ミステリー作家である“私”(竹内結子)の元には、読者から心霊体験談が寄せられ“私”が、それを短編小説に起こしてミステリー雑誌に掲載している。
そんな中“私”に“久保さん”という女子大生(橋本愛)から、自分の住むマンションの部屋の中で音がする・・・
という手紙が届く。
畳をこするような音だと・・・
以前、幼い我が子が部屋の中で、何もないのに虚空を見つめるような行動が起きている…と手紙をもらったことを“私”は思い出し、二つの封書の差出人の住所を比べると、部屋こそ違え、同じマンションだった!
“私”は“久保さん”と共に、その部屋を調べる。
今は既に引っ越して、このマンションには居ないが、かつて“私”に手紙をくれた“体験者”の部屋で起こった現象も調べ直す。
“久保さん”の前に住んでいた人が、実は別のアパートで自殺していた!
そしてまた“久保さん”や“私”に手紙をくれた“体験者”とはまた違う部屋に越して来た家族がいる・・・
“私”は“久保さん”とミステリー研究家、心霊マニアと共に、部屋のみならず、マンションの立つ土地そのもの、土地の所有者の変遷を調べていくうち・・・
“穢れ”は時間、場所を超えて、後世の第三者まで飛び火するのだった。
そこに関わったばかりに“穢れ”を受け継いでしまう。
ストーリーの流れは・・・
・・・「呪怨」に似ている。
この映画、有名なのは
夜、目が覚めると・・・
・・・!!!
昼間、レストランで食事していて、足元がムズムズすると思って、テーブルの下を見ると・・・
・・・トシオくん!
で、あるが・・・
むしろ、キャラクターたちが追及していく過去の事件の、死体などの描写や“穢れ”に見舞われた者たちの行動や体験・目撃した異形のモノが描写されるリアルな映像を、劇場で観させられている我々が怖がっているのである。
キャラクターたちは、過去の新聞や法務局などから取り寄せた資料を元に推理していくだけである。
※しかし、クライマックスは伏せます。
いずれ地上波で放送されるだろうか?
今さら紹介が遅くなったが、こういう映画は劇場で観て欲しい。
その音は、音がする方向のスピーカーから聴こえてくるので、臨場感がある。
一月末に公開されたのに、私が観たのは一昨日(2月29日)だった。
この映画のパンフレット、製本が面白い。
ページをめくると・・・
・・・表紙は焼けて焦げ残った形に型抜きされていて、めくる前から下のページが見えている。そのページもサイズ違い。
巻末にもサイズ違いのページがあり、まとめてホチ留めされた、凝ったつくりになっている。
パンフの中には“住んではいけない部屋”としての一例が解説されている。
その一部・・・
・・・観たら後悔する。
映画の中身が怖いのではなく、むしろ、自分の家、部屋に置き換えて想像することで怖いのではないか?
しかしながら、映画の最中、突然スクリーンに現れる???の姿と効果音に、観客の中から
「うっ!」
「あぁ、ビックリした!」
などの独り言も聴こえてくるくらい、本編も随分と怖い。
原作はもっと怖いそうだ。
原作:小野不由美
最後まで、この記事を読んで下さりましたが、どうか“穢れ”に見舞われませんように!
実は、昨年の夏にスカパーで放送された「呪怨」の画像をカメラ撮影しようとしたら、どうしても画面が歪んだり、フラッシュを焚いてないのに光が入ってハレーションのような現象が起きたり・・・
枕元に座るトシオくんの画像が白っぽいが、これが一番綺麗に撮れたものであるし、この記事を作成している時、何度もフリーズして文字打ちがとても難儀したが『般若心経』を唱えたら、それまでのキータッチが嘘のようにはかどり、スムーズに作成が進みました。
※実話です。
だから更新の前に、この文字の色をそのままに注意書きとして冒頭に、ポイントも大きくしてつけ加えました。