ジークフリートの遊ぶログ

そそっかしくて、キーボードタッチのミスに気が付かないことが多く、過去に投稿した記事も観直しながら編集しています。

こち亀終了 その2

 
18日にUPした記事の続きです・・・
 
既に、ブログに取り上げている方も沢山いらっしゃるので、気恥かしいのですが・・・
 
 
 
2016年9月17日・土曜日発売の・・・
 
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週刊少年ジャンプ42号に連載の
 
 
通称こち亀が、連載40周年をもって終了した。
 
この42号には、最終回エピソードに加え、記念すべき第一話も掲載・・・
 
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・・・しかもカラー化。
 
しかし、掲載当時そのものでなく、表現の一部が変更されている、とのこと・・・
第一話はコミックスで読んだ記憶がある。
その頃の私は、週刊チャンピオン連載のがきデカの作者がジャンプにも連載しているのかと一瞬思った。
絵のタッチを使い分ける器用な漫画家だな、と感心したものだ。
 
実は当時は、秋本治表記でなく
 
 
で・・・
 がきデカの作者は
 
 
ややこしかった。
  
更にこち亀はコミックス第200巻を同日発売。
 
200巻には、最終回となる第42号が既に掲載されている。
 
 
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・・・この200巻。通常版と特装版とがあり、画像のものは特装版。
2冊セットになっている。
 
 17日に発売、かと思ったが、私がよく行く書店では19日発売で予約方式だった。
 
 購入特典として・・・
 
 
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・・・特装版となるキャラクター図鑑のサンプルと…
 
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・・・両さんのホログラムカードが付いている。
 
 
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開封してみる・・・
 
 
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・・・左からキャラクター図鑑
コミックス第200巻
 
それをまとめるボックス・・・
 
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・・・200巻は少し分厚い。
 
コミックスを開く・・・
 
 
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・・・そして
 
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・・・綴じ込みのピンナップ
 
このコミックス。実は最終回が掲載されている42号のものとは、オチが違っている。
比べるために両方買わせようとする狡猾な商売だと、両さん自身言っている。
 
いや、本当にオチが違っていた。
 
二度美味しい!
 
コミックス末尾には・・・
  
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 ・・・作者・秋本治氏によるあとがき。
  
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・・・読者の顔が映るように銀色の箔押ししたカバー。
  
もう一冊のキャラクター図鑑…
 
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 カバーを開く・・・
 
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 中身を少し・・・
 
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・・・忘れた頃に登場する白鳥麗次
 
麻里愛(あさとあい)は別名マリア。
実は男。
 
 
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・・・特殊刑事は面白かった。
他にタイガー刑事、月光刑事…ロボットのダメ太郎や炎之介なんてのもいた。
 
四年に一度だけ、オリンピックの年に目覚める日暮熟睡男(ひぐらしねるお)。
番外編として、4年経ってないのに無理やり起こして彼の怒りを買い、街が大惨事になったエピソードもある。
 
また彼には、逆に4年に一度しか眠らない兄(起男・おきお)がいる、というエピソードもあった。
ただ起男は、秋本治自身が考えたキャラクターではなく、ストーリーを一般公募した際、読者が考えたキャラクター。
 
 私が、本格的にジャンプを読み始めた1984年頃に出ていたキャラクターで印象深いのが・・・
  
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・・・その頃の両さんは、死んで地獄にも行ったことがあると言う、ハチャメチャなストーリーだったのだが、次第に現実的になってきた。
 
その後は、たまに・・・
   
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 ・・・両さんの子ども時代を描いたエピソード。
 
画像の少年は白鳥麗次とは、他人の関係。
 
 おばけ煙突”“開け勝鬨橋”“光の球場”“旅芸人の同級生”
 
・・・などの、下町を描いた人情劇も描かれるようになった。
 
両さんはやさしい”という人がいるが、それは、これらのエピソードからくるものだと思う。
ホントは、打算的、身勝手、面倒臭がり、不衛生、無計画、ギャンブル好き、ドスケベ・・・
でも“超”がつくほどマニアックで、手先も器用なところが魅力的だった。
 
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・・・この子は両さんの又従妹でスーパー幼稚園児・ぎぼしれもん。
 
両さんの祖父と、この子の祖母・夏春都(げぱると)が、姉弟?兄妹?だったことが判明して、親戚付き合いが始まったことで登場したキャラクター。
 
誰もが舌を巻く超味覚を持っている。見た目とても可愛いのに、時代劇好きの祖母・夏春都の影響で、年寄りのような言葉づかいをする。
将棋も強く、両さん檸檬に勝てたことがない。
 
そして、生まれたばかりの妹の蜜柑(みかん)も可愛かった。
 
両さんは、檸檬の為に命がけの行動をすることもあった。
ロリコンじゃないけれど、この子に癒された男性読者も多かったのでは?
  
再び、週刊ジャンプ42号に戻る・・・
 
こち亀が終わったばかりだと言うのに・・・
 
 
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・・・4本の作品の掲載がジャンプの系列誌に決まっている。
 
『Mr.Clice』は以前、系列の雑誌で連載されていたと思う。一度読んだことがある。
 
・・・と、ここで余計なことを思い出した。
 
ずっとジャンプで読み続けていた作品が、いきなり赤マルジャンプだのウルトラジャンプなどの系列誌へと続きが移行して、白けたことを思い出した。
読者アンケートによって、連続最下位の作品のストーリーを無理やり終わらせたのも随分あった。
これにより、読み続けて年齢を重ねた人のジャンプ卒業を促進してしまったのではないか?
マガジンも、いきなりマガジンSpecialに移行してしまった作品もあったし・・・
 
たった一本の漫画の為に、違う雑誌を買えるかぁ!
 
と、バーのカウンターでバーテンと話が盛り上がったことがある。
 
ジャンプの売り上げが下がってるが“赤マル”“青マル”“SQ”“ウルトラ”“増刊”などの売り上げを一緒にすると全盛期の600万部に近い数字を叩きだしているのでは?
 
話を元に・・・
 
秋本治氏、今冬には週刊ジャンプに完全復活する!
 
 
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・・・これからも若い漫画家たちに負けずに、少年誌で描き続けて欲しい。 
 
同42号の中でこち亀最終回に言及した漫画がある・・・
 
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・・・ONE PIECEの表紙。
 
そう言えば、ジャンプ掲載全ての作品に両さんが登場、つまりジャックしたこともあった!
 
巻末の作者連のコメント・・・
 
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 ・・・上下左右が中途半端なカットになってしまった。
 
 
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・・・しかしながら、連載漫画のタイトルは言えても、作者の名前は覚えられなくなったなぁ・・・
 
銀魂のアニメは広島では放送されなくなったしワールドトリガーもこの春、放送が終了した。
 
時代に付いて行こうと思ってもONE PIECENARUTO」「BREACH」が面白い、と感じなくなった。
職場の同僚は面白い、と言っているが、話が合わない合わせられない
結局NARUTO「BREACH」も面白い、と思えないまま連載も終わってしまった。 
  
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 ・・・本人による最後のコメント。
 
最終回を迎えたことで、これが社会現象にもなった
 
翌日の新聞・・・
 
9月18日・中國新聞より。
地方紙なのに・・・
 
 
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 ・・・TVのニュースでも放送され、ギネスにも載ることも決定した。
日本の漫画界に大きな足跡を残したと思う。
  
本日、他の書籍目的で書店に行くと、週刊ジャンプは売り切れ。
 
取り寄せの予定はありません。
 
と、手書きの張り紙。
他の書店は・・・と赴いたが、そこも同じ。
コミックスも売り切れ。取り寄せの予定もない、とのこと。
ファンじゃないけどニュースで関心を持ち、買って行った者もいるのかも知れない。
早め早めに動いて、入手しておいて良かった!
 
ヤフオクでは、ジャンプ、コミックスとも結構高値になっている。
これには少しムカっときた!
 
 
こち亀・・・
 
実はコミックスを一冊も持ってなくて、読者としても30年くらいです。
本当にファンだという方から比べると、週刊ジャンプという漫画雑誌の中の一つの物語として捉えているだけなのかも知れません。
 
30年だけの週刊ジャンプ「カメダス」「カメダス2」と言う総集編のような図録を読んだ記憶だけで簡単に語れるものを中心に構成した今回の記事です。
他にも好きなキャラクターやエピソードについて語りたかったのですが、あまりにも多過ぎます。
 
心境的には、見慣れた山が削られて何もなくなったような寂しい感じです。
つまりジャンプが更地になったも同然のように感じます。
 
連載復活は無理でも、東京オリンピックの時には読み切りで復活するのを期待したいです。