ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない第一章
今更ですが、
8月4日公開だった映画・・・
ダイヤモンドは砕けない第一章」
を観てきました。
公開から一ヶ月以上。
結構ロングランしているのは、そこそこヒットしているからなのでしょうか?
パンフレット
週刊少年ジャンプで連載。
第一部「ジョナサン・ジョースター」
から始まった「ジョジョの奇妙な冒険」
今回は、舞台を再び日本に戻した
第四部「東方仗助」の実写化。
第一部を始め、第二部、第三部、とアニメ化されてきたが、これもアニメ化されている。(私は未見)
なのに、まさかの実写化。
漫画のコマが動き、スタンドの音が具現化されたアニメは楽しめるのだが、生身の人間が演ずるのはどうよ?
漫画で、アニメでヒットしているものを生身の人間が演じて、こける、のを覚悟しての実写化なのか?
でも、リアルに再現されたCGのスタンドは観てみたい!
全く期待せずに、劇場へ赴いた。
「ジョジョの奇妙な冒険」は、週刊少年ジャンプに連載されていた。
そもそも、私は散髪屋と喫茶店以外で、週刊漫画雑誌を読む習慣はなく、お気に入りの漫画は、コミックスでまとめて読む質だった。
けれど、今は亡き母が、お好み焼き屋を始める際には、
とは言うものの、私は「ジョジョ・・・」のコミックスは一冊も持っていない・・・
いつか全巻まとめて買おう、と思っていたら、今はウルトラジャンプで第八部まで進んでしまっている!
「ジョジョ・・・」の世界観はとても奇妙で、絵柄がどうも馴染めない、と言う者が沢山いるが、私は、あの独特なデザインが、今までの漫画の概念を壊しているようで、却ってハマってしまっている。
今の職場の、自己紹介の写真で
“ジョジョ立ち”
の真似をしたこともあるくらい。
いつか、ジョジョを全巻揃えてみたい野望を胸にしているが・・・
あ、DVDは一部分持っている。以前、タロットカードを紹介した時の・・・
・・・これ。
他に、画集やLD、ドラマCDも持っているが、これらはまたの機会に!
・・・今回、映画化された「ジョジョ・・・」
原作同様、ぶっ飛んだ演出。海外でのロケを敢行している。
主人公の仗助は、もう少しキツイ顔立ちをした役者を期待していた。
山崎賢人は、ちょっとソフトかな、と思ったが、今までの「ジョジョ・・・」に出てきたスタンドの中では、一番優しいスタンド・クレイジー・ダイヤモンド(ものを直す、キズを治す力)なので、良しとしよう。
身長があり過ぎかな?すごくチンチクリンだよ、こいつは。
彼のスタンド・エコーズは、まだ活躍してない。第二章以降に期待。
彼に、異様につきまとう山岸由花子は、原作から感じる異常さが滲み出ていたと思う。実写の限界・・・
彼女のスタンドのラブ・デラックスも第二章以降に期待・・・
・・・アンジェロは、ホントに気色悪かった。もっと気色悪くても良かった。
彼のスタンド・アクアネックレスは、さすがCG、面白かった。
山田孝之の違った演技を見れて良かった。
画像にはないが、虹村兄弟もぶっ飛んだ演技、容姿で、目が離せなかった。
弟・億泰(新田真剣祐)のスタンドのザ・ハンドは、漫画のコマだけでは、想像が限界だった色使いや音が表されていて満足出来たし、
実は、このスタンドが、この映画では一番観たかったのであるが、CGを駆使した表現がなされていた。もう少し破壊力があれば・・・
でも、こんなも風になるのか、とも思った。
・・・ただ、承太郎は、私の中ではもっと若いはずだった。
“オラオラオラ・・・”も、もっと観たかった。
原作は荒木飛呂彦氏。
手塚賞受賞。
よくもまあ、このように沢山のスタンドやスタンドのデザイン、キャラクター設定を思いつくもんだ、と尊敬する。
これから絶対出てくるであろう、キラー・クィーンを始め、
ただ、原作を重視する姿勢は持って欲しい。
役者を売るための、役者寄りの演出だけはやめて欲しい。
第二部の主人公・ジョセフの登場も待ち焦がれる!
どのような演出なのか、三池監督の手腕にも期待する。
期待してなかった分、期待外れで、合格点を上げよう、と偉そうに劇場を後にした。
アニメもいいが、たまには実写もありかな?
と感じた映画でした。
※個人的見解です。
スタンドって何?
分からない人はすみませんでした。