名探偵コナン 純黒の悪夢
昨日、やっと観ることが出来た!
パンフレットより
「名探偵コナン 純黒の悪夢」
劇場版として今回20作目。
まだ続いているのだ。
工藤新一が小さくなって、20年経つ。
原作は1994年開始だから、正式には22年か…
実時間としては、8ヶ月? 9ヶ月? しか経ってないのらしいのだが・・・
“らしい”と著したのは、私自身、原作となる「少年サンデー」を読んだことがなく、唯一、一時期発売されていた・・・
一部です。全巻持ってます。
・・・この「コナン&金田一」という雑誌で読んだのが初めてで、テレビアニメを観るのみ。
しかも、このテレビアニメ、何ヶ月も何年も前に放送された時のエピソードに敷かれてあった伏線が突然表れることもあり、それが見逃してしまっていたエピソードであれば、その空虚感を補うのに、ネットで調べることもしばしば。
それによって「コナン」の世界観を掴んでいるわけである。
とにかく長い! 早く終われよ!
と思うのだが、ここであっさり終わってしまっても、虚しさ、切なさも感じそうだし、もっともっと緻密な構成で展開していって欲しい、という気持ちもある。
この「コナン」小さくなった1994年を基準に考えると、ドラマの展開には矛盾が生じる。
よって「コナン」は8ヶ月前に小さくなった、と、今の時間を基準に考えなければならない。
今回の映画、GWの目玉作品であるにも関わらず、今の時期になっても大人たちが足を運び、気持ち悪いほど静かに、真剣にスクリーンに臨んでいた。
もはや「コナン」は子どもが観るアニメの範疇から越えているのかも知れない。
今回20作目となる「純黒の悪夢」
本格的に“黒の組織”が動くのである。
組織に潜入している諜報員のデータ(NOCリスト)を警察庁から盗み出した謎の女。
そのリストには、既に潜入し、組織の一員と認識されているコードネーム“キール”と“バーボン”の名前が・・・
データを巡って組織が大胆な計画!
キーマンとなる謎の女
“黒の組織”の一員・・・
“黒の組織”のボスである“あのお方”
そのナンバー2と言われている者のコードネームが“ラム”
正体不明だが、分かっているのは事故によって目を負傷し、片方が義眼だということ。
そして、この女の目が・・・
・・・左右で瞳の色が違うのである。
コナンたちは、彼女が“ラム”ではないのかと警戒するのだが・・・
ちなみに、彼女の声は天海祐希さんである。
彼女を巡って“黒の組織”・・・
・・・この二人を始めとする、お馴染の
・・・こいつらも当然参戦する。
しかし、ベルモットはコナンの正体を知っているので、やはり直接手を出さない。
微妙!
“黒の組織”へ潜入捜査していたCIAの・・・
・・・キールこと本堂瑛海(テレビキャスター時代は水無怜奈)
そして公安の・・・
・・・バーボンこと降谷零。別名・安室透
声は、古谷透さん。
この二人の正体が組織にバレて危機に!?
そしてFBIの・・・
・・・ライこと赤井秀一。
声は池田秀一さん
“赤い彗星のシャア”から苗字を赤井にしたのは有名で、彼と敵対するのが降谷零(安室透)
組織に潜入して“バーボン”の称号を得たが、同じ公安で潜入し“スコッチ”として称号を得ていた仲間が“ライ”こと赤井秀一に殺されたことで、降谷透は赤井を憎むようになる。
二人は劇中、格闘する。
組織に潜入している諜報員はFBI、CIA、公安だけでなく、イギリスのMi-6
や、ドイツのBDN、カナダのCSISなど多岐に渡る。
フランスのSDECEはまだ出ていない・・・?
この記事の確認の為に一部ネットで調べたが、原作では結構進んでいるようだ。
原作を読んで劇場へ足を運ぶのも興醒めであるが・・・
でも、本当はマンガで読んだ方が面白いのかも知れない。
しかしながら、アニメとは思えぬ迫力ある動き。
コンピューターでの作成であるのは間違いないが、元は一枚一枚の線による原画。
更に言えば、その元となる絵コンテ。
のっけのカーチェイスは身を乗り出しそうになるほどだった。
さて“あのお方”は一体誰なのか?
既に名前は表明されている、と原作者。意外な人物である、と。
案外、こいつなのかな・・・と
・・・と安易な推理をしていた。
名前が“ブラック”だし…
まだまだ終わりそうもない「名探偵コナン」
時代が変わって国際関係も変革して、設定がグチャグチャにならないうちにまとめないと、中途半端になりかねない。
作者がいつまでも元気でいる保証もないし・・・
パンフレット 裏
映画が終わって劇場が明転する前
2017年・春の劇場版の予告をしていた・・・
しかも和歌に関する事件のようだ。
テレビのアニメもまだまだ続くのだ。