ジークフリートの遊ぶログ

そそっかしくて、キーボードタッチのミスに気が付かないことが多く、過去に投稿した記事も観直しながら編集しています。

「仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦 フルスロットル」

 
映画仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦 フルスロットル」
を観た。
 
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          パンフレット 
 
9月まで放送されていた仮面ライダー鎧武」と10月から始まった仮面ライダードライブ」とのコラボ。
前ライダーと、新ライダーがコラボするコンセプトは、年末・年始のお祭り的映画として定着した感がある。 
詳しいストーリーは、ネットでも既にネタばれしているだろうし、未見の方もおられると思うので割愛させていただきます。 
 
タイトルは仮面ライダー仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦 フルスロットル」となっているが、これはストーリー後半部分。
 
初っ端は仮面ライダー鎧武」から始まる。
9月のレギュラー放送終了後の後日談としてのオリジナルストーリーから展開される。
番組終了から僅か3か月足らずなのだが、何処かしら懐かしさを漂わせ、登場するキャラクター達も、依然変わらない動きをしているところに安心感がある。
 
仮面ライダー鎧武”としての役目を終えた主人公・葛葉紘太(かずらばこうた)だが、新たな脅威の為に、再び“鎧武”としての能力を始動。
苦戦のまま、敵はクラック(空間に現れるジッパー)に逃げ込みストーリーは終了。
 
一転して画面は仮面ライダードライブ」タイトル。
テレビとは違ったオリジナルな敵の出現。正直、のけ反るくらい笑えるキャラクターだった。ポスターなどでも表記されているが、敵は“怪盗ルパン”
 
仮面ライダードライブ”仮面ライダーシリーズとしては、主人公が初めての刑事で、バイクでなく、初めての自動車(シフトカー)が象徴マシンとなる。
このシフトカー・・・自己思考能力を持っていて、アメリカテレビドラマ「ナイトライダー」を彷彿させる。
  
ああ、これも“自動車”なのに“ライダー”の名称が付いている。
英語圏では、バイクも車も、運転及び操縦者は“ライダー”と呼ぶのだろうか?
  
ん・・・?
 
刑事で仮面ライダーで…と言えば仮面ライダーアギトで、要潤演ずる仮面ライダーG3”があるじゃないか!とツッコミ。
 
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     仮面ライダーG3・・・(Xだけど・・・)
     ネットから拝借しました
 
あくまでも、主人公が“刑事”という概念を押し出しているし“G3”は強化スーツの装着のみで変身ではない、と返されるとそこで終わり。
仮面ライダーG3”の存在はうやむやにされた感がある。
 
元に戻って・・・
映画は、ドライブの活躍を描き、戦いは終結したと思いきや、先の仮面ライダー鎧武」で決着のつかなかった、その新たなる脅威が、クラックを通じて“ドライブ”の世界に唐突に現れる。
  
追いかけて来た鎧武・・・
共に仮面ライダーの称号を持ちながらも、初めての邂逅。
 
世界観が違うのが、共通の敵となった相手に、二人のライダーは協同する。
 
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オムニバスのようなストーリー構成を、最終にはそれぞれを結び付ける手法は、ここ数年の映画仮面ライダー×仮面ライダーの定番となった。
 
観ていて、またこのパターンか・・・
 
と、思うが、制作者は決して、目の肥えた大人達を対象として、この映画を発信しているのではなく、あくまでも“サブロク”(3歳から6歳の児童)が理解出来て楽しめる内容を制作しているのだから、毎年、鑑賞している者の酷評には対応しないだろう。
 
私としては、世界観の違うもの同士をどう結び付けるのか、あくまでもシナリオや、カメラワーク演出に関心がある。
よくもまぁ、あんな小難しい展開を子どもでも理解できるセリフ回しだけで作れるなぁと、感心する。
 
実は、この映画。
公開は12月13日。
観に行ったのは17日。
 
13日・土曜日は人が多いし、別の用事もあったので、取り敢えずパンフレットだけ買った。DVD付きはすぐ売り切れるし、インキがまだ十分なうちにスタンプを・・・
 
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     スタッフ・・・インキをもっと補充しておいてよ
 
そして、平日で落ち着いているだろう、と思い、休みだった17日に行こう、としたら、大雪!
 
私の車はパジェロJr。四駆とはいえ、未だノーマルタイヤ
今まで雪が積もっていてもノーマルで事足りたが、今回の雪模様は、私の車が大丈夫でも、前後にいる車はそうはいかない。
 
家から表通りに出ると、ノロノロ…バリバリ…と雪の上を行く前の車…
僅か500メートル足らずなのに10分も経った。
仕方なくUターンして家に戻って、改めて公共交通機関を利用した。
すると、電車も間引き運転でノロノロだったが、朝9時の上映開始に余裕で間に合った。
 
劇場では人が少なくて、お一人様かと思っていたら、30代後半?と思える男性が入場。
大雪の中、大の大人が二名。一番大きなスクリーンで堪能した映画だった。