映画「幕末高校生」
夏休みが始まった頃に公開された映画「幕末高校生」をやっと観ることが出来た。
月曜日のメンズデーを利用した。
「幕末高校生」パンフレット
ストーリーは・・・
現代の高校生3人と、担任の教師が幕末にタイムスリップ。
そこで出会う、歴史上の人物と関わり、現在知られている歴史の流れとは異なった部分を修復する為に奮闘する、と言ったもの。
今まで「戦国自衛隊」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でも、歴史の修復に奔走するキャラクターが描かれてきたが、これも同じパターン。
タイムスリップものとしては、これを超えるストーリー作りは困難だと思う。キャラクター設定がしっかりしていればワンパターンでも面白いものが出来ると思う。
出演は・・・
・・・担任の女性教師役に石原さとみさん。
共に幕末へタイムスリップする生徒役に・・・
・・・柄本時生さん
・・・川口春奈さん
・・・千葉雄大さん
そして・・・
勝海舟役に
玉木宏さん
西郷隆盛役に
佐藤浩市さん
ふとしたアクシデントで現代に生きる4人がタイムスリップした幕末。
歴史教科を教える石原さとみ演ずる川辺未香子は、共に飛ばされた教え子たちと、二人を対談させるべく悪戦苦闘するのだが、これが何とも軽い軽い!
こんな軽くて薄っぺらくていいのか?と思われた。正直、川口春奈演ずる森野恵理はストーリーには必要ない、と思った。必要なら、映画の尺では足りない。
演技が下手、なのではなく、タイムスリップするならタイムスリップするだけの必要性がドラマの中に組み込まれてなければならない、と思うのである。
タイムスリップとは、自分の意思で時間を跳躍する、タイムリープ、またはタイムワープとは違って、外部からの突発的、自然災害的な力で、異なる時間帯に移動してしまうこと。
それを見事に修復して、今の時間に繋げた彼らの役目を、もっと深く表現して欲しかった。
一つ気になったのは・・・
・・・共にタイムスリップする車である。
疎いので車種はよく分からないのであるが、ナンバーである。
登録してある場所・品川の横のナンバーが二ケタなのである。
映画では“品川50”だった。
2004年以降に販売された車のナンバーは三ケタになっている。
劇中でも「・・・2014年からやって来た」とセリフがあったが、少なくともこの車は10年前に販売されたものであることが伺われる。
未香子はどう見てもまだ20代。愛車とあるが、中古で買ったのだろうか?
それとも親から譲り受けたのか?
いずれにしても車の古さから、時間を跳び越える何かの力を持っているのか、そして、歴史修復に何か役に立つのか?ずっと関心を持っていたのだが、結局言及はされなかった。
この映画は20年くらい前にドラマであったが、当時、全く観てなかった。
面白かったのか、評判が良かったのかよく知らない。
タイトルからタイムスリップものだと理解したものだが、高校生がタイムスリップするドラマと言えば、これを外すことは出来ない。
DVD全三巻
1977年9月5日・月曜日から木曜日まで18時20分から18時40分まで、全16回に渡っての放送だった。
原作は眉村卓氏。
幕末へタイムスリップした現代の高校生が、知られる歴史とは異なっていることに戸惑いながら、そして二人は互いに勤皇と佐幕に分かれてしまうという物語だった。
今回の映画の原作として、この作品の名が挙げられていたが、以前、このNHKのドラマシリーズを観て育った少年にしてみれば、ただの亜流としか思えない。
このNHK少年ドラマシリーズを記事にする機会を待っていたが、やっと紹介することが出来た。これからたまに、という頻度になると思うが、少しずつ紹介させていただきたいと思います。
広島土砂災害から10日経つ・・・
実は、部署は違うが同僚に被災者がいらしたことが判明。
苦難な避難所生活を強いられてるようです。
一番被害の大きかった可部町八木地区でも、山側と、国道を挟んだJR線(今も不通)から南側では被害の大きさが全く違います。
南側はライフラインは無事だそうです。
広島ではNHKでの放送中はずっと・・・
「裏ワザ」より
放送中は、ずっと上部と左側はこのような状態。
全国放送の報道やワイドショーでは見られないが、地元で放送される番組の中では、原稿とは関係なく、自分のコメントを述べる時にアナウンサーが声を詰まらせることもある。
土砂の量は11トンダンプが8万台分と言われている。整備し、復興まで時間がかかるようです。