ジークフリートの遊ぶログ

そそっかしくて、キーボードタッチのミスに気が付かないことが多く、過去に投稿した記事も観直しながら編集しています。

「緊急指令10-4・10-10」サイコウ 円谷プロ特撮ドラマDVDコレクション

 
このブログを始めたきっかけは・・・
 
2013年3月・・・
 
◎震災などの災害によって家屋と共に、大切にしていた思い出の品々が失われることへの恐怖・・・
そこで、思い出の品々やコレクションを今のうちに写真に撮り、説明書きを添えてヤフーのコンピューターに保存しておくことにより、実物を失っても、いつでも思い出を引き出せる、という安心感。スケジュール帳や日記帳代わりにもなる。
ヤフーに記録を残しておくと、パソコンさえあれば、世界中何処でも自分の記録を観ることが出来る、と思い立ったこと。
  
そして・・・
  
◎私の大好きな円谷プロの特撮ドラマ
 
「緊急指令10-4・10-10」
 
が、CS放送によって全話視聴が叶い、これをきっかけに、自分の、この番組に対しての思いをいつかホームページとして開きたい、との野望を抱き、先ずは、そのホームページの内容を下書きのつもりで、またはブログ記事アップの練習を兼ねることが出来る。
 
この2点でした。
  
そもそも「緊急指令10-4・10-10とは・・・
 
数字の部分は“テンフォー・テンテン”と読む。
  
1972年7月3日・月曜日、午後7時半よりNETテレビ(現テレビ朝日)系列で放送された円谷プロ制作の特撮ドラマである。
  
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出演は、黒沢年男、水木襄、池田駿介 牧れい・・・
  
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この当時、流行した無線を使ったネットワークにより、様々な怪事件、事故、現象を追及、探索して行くチームの活躍を描いている。
  
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 ・・・チームは、このように黄色と青のユニフォームを着用。ヘルメットにも無線機が仕込まれている。
他にも、ペンライト型、腕時計型の無線機も、チームは携帯している。
 
この無線。正しくはCB無線と言い、例え、免許がなくても無線機さえ持っていれば、誰でもこのチームと連絡が取れ、彼らの捜索に協力出来るのである。
または、事件の捜査を彼らに依頼することも出来て、警察が介入出来ない事件も、彼らによって解決されることもある。
 
無線機を持っていれば、誰でも彼らの仲間・・・
つまり、誰でもヒーローになることが出来るのである。
 
さて10-4・10-10と言う数字の意味・・・
 
10(テン)コードと呼ばれる無線用語で、アメリカの警察、アポロ宇宙船でも使われている(ていた)らしい。
 
10-4・・・了解(通信傍受)
 
10-10・・・よろしく、さようなら(通信終了)
 
無線で会話した後、通信を受けた者が要件を了承したら、相手に対して
 
「・・・10-4」と言い
 
送信した者が
 
「10-10」と結んで、無線機を置くのである。
 
他には・・・
 
10-34(テンスリーフォー)・・・SOS、応援頼む。
  
10-2(テンツー)・・・よく聞こえます。通信状態良好。など・・・
 
10ー ・・・の後に100(テンワンゼロゼロ)まで、数字を組み合わせて使用することで、言葉が通じなくてもコミュニケーションがとれる、便利なツールなのである。
  
彼らが遭遇する事件、現象は、科学を悪用した犯罪、地底の巨大生物、または未知の生物、地球外生命体による侵略、行方不明者の捜索、心霊現象、非行少女の救出・更生まで多岐にわたっている。
 
私は、このドラマにすっかり魅了され、
  
将来、大きくなったら、このチームに入れてもらおう。
  
と本気で考えたこともあるくらいで、
  
例え、実在しないチームと分かるようになっても、似たような活動をしている団体はあるだろう、と踏んで、無線機で交信する時に、仲間同士で呼び合う時のコードネームまで考えていた。
 
それが私の表示名でもあるジークフリート
 
大人になってもその夢は持ち続けていて、パソコンを入手後、ネットを始めた時、他者に同名を呼ばれたくてハンドルネームをジークフリートにしたほどである。
 
今でも時々、黄色いユニフォームを着た私が、その時の案件に応じて小学生から高校生などに戻って、警察が介入出来ない学校内の事件や怪奇現象などを、金田一少年並みに捜査している夢をみることがある。
  
それだけ強い思いのある番組なのに、再放送を拝見することが出来ず、ずっと後にレーザーディスクとして発売されたものを拝見したのみだが、これは傑作集のようなセレクト版のみで全話収録のものではない。
  
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 ・・・画像は二枚のレーザーディスク。実際は3巻まである。
  
今一度、全話観たい、と熱望していた時、CSで放送されていたことがある、と知り、一縷の望みを託してスカパー契約したのが2011年の暮れ。
 
それから待ちに待って実現したのが2013年1月。
 
スカパー放送の特徴は、リピート放送があり、一度見逃しても、違う曜日、違う時間に視聴することが出来る。
私は、計4回あった放送を全て録画、それぞれ3枚のブルーレイに、普段の視聴用、予備の視聴用、完全保存版にとダビング録画し、残りの1回分はHDDに残したまま、記念に置いたままにしている。
 
一つのエピソードを最低5~6回、毎週見続けていると、特撮・児童向けとは分かりながらも、可笑しな点に気付くことがあった。
 
それらを言及する意味もあり、それを機にホームページ立ち上げの準備として、その気付いた点を、2013年3月からブログとして正式にアップすることにした次第である。
 
だが、始めたばかりの頃はどうやって記事を作っていいか分からず、手探り状態で、他の方の色んな記事を渡り歩いた。
 
そんな時、CS放送の真っただ中なのに突然、この
 
「緊急指令10-4・10-10」
 
のDVD-BOXが発売されることを知った。
  
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     ・・・BOX Ⅰ
   
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 ・・・BOX Ⅱ
 
※過去の記事の画像から再び引用しました。
 
これにより、私がCSを観ていて気付いたことを、このDVDを観た方も気付くであろう、と踏んで、それ以来「緊急指令10-4・10-10」に関する記事は書庫にしまったまま、それ以来封印することにしたのだが・・・
 
今年2月、とんでもないものが発売された!
 
 
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 ・・・円谷プロオフィシャルマガジン
 
 「円谷プロ特撮ドラマDVDコレクション」
 
である。
  
TVCMより・・・
  
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 ・・・流し絵を逆回転させてタイトルを再現するウルトラQとそのインストゥルゥメンタル…
 
「さあ、今からあなたの目は、あなたの体を離れ、昭和にタイムスリップするのです・・・」
 
石坂浩二氏によるナレーション。
  
「・・・円谷プロ特撮ドラマDVDコレクション創刊。CGでは生み出せない円谷特撮の神髄をお見せしましょう・・・」
  
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 ・・・「・・・その舞台裏をマガジンで…ウルトラファイトも。創刊号はウルトラQ快獣ブースカ・・・」
  
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「・・・999円」
 
♪ディエゴスティーニ!
  
このCMには驚いたが、収録作品にはもっと驚いた。
 
円谷プロ特撮16作品の中で・・・
        
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「緊急指令10-4・10-10」
 
が含まれているではないか!?
  
999円・・・取り敢えず購入した。
  
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 ・・・これが
  
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 ・・・「ジャンボーグA」と共に第62巻目から開始。
発売まではだいぶ先の事だ。その時まで忘れないようにしておこう・・・
 
冊子の内容は・・・
  
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・ヒーロー・防衛隊画報
・怪獣・怪人図鑑
・メカニックカタログ
・プロダクションノート
・ストーリーガイド
 
・・・と、一つの作品、エピソードを色々掘り下げて解説されてあるようだし、まだ知らないことも掲載されるかも知れない、とも思った。
単純計算で、2年ちょっと先の販売か・・・
  
つまり表題にある・・・
 
「緊急指令10-4・10-10」サイコウは、漢字表記に直して
“再考”と言う意味なのである。
  
第1巻として収納されている…
  
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このDVDには特典として・・・
  
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 ・・・ウルトラファイトの傑作選が収録されている。
  
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けれど、このDVDあまり豪華仕様ではない。何より、一枚のディスクに2つのエピソードのみ、と言うのがせこい。
  
本題であるウルトラQ快獣ブースカ・・・
 
これらのストーリーガイド・・・
  
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 ・・・更には
  
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 ・・・ブースカの解説。
  
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 円谷英二氏について言及されている。
 
しかしながら、ページの端にある三つの穴。
これは、各号を一ページごと切り離して、ファイリングする為のもので、この切り離せるページはシートと呼ばれている。
 
これが、DVDに収録されている内容に添ったものが、ストーリーガイドとして掲載はされているものの、その他は、エントリーされているその他の円谷プロ特撮ドラマを無作為に掲載。
 
第1巻には、第1巻のDVDとして収録されてはいない・・・
  
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 ・・・「マイティジャック」の“MJ号”がメカニックカタログとして早速載っている。
 
つまり、顧客がお目当ての作品だけを購入するのを避ける為に、一つの作品・エピソードを最終巻まで、まんべんなく分散させ、全て購入しなければ揃わない仕組みになっているのである。
因みに、122巻が最終巻である。
 
DVD収録の順も必ずしも放送時の時系列に沿ったものではなく、先の画像のように「緊急指令10-4・10-10」の前、61巻で終わることになっている「恐竜探検隊ボーンフリー」は1976年の制作である。
 
バラバラに分散されて掲載されたシートをファイリングするバインダーは、第2巻に付いている。
  
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 ・・・このバインダーには・・・
  
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 ・・・ディバイダと呼ばれる
 
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 各作品のインデックスがあり、これが仕切り代わりになる。
 
ちなみに、2巻には・・・
  
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 怪獣の解説に“カネゴン”  
 
 
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 ・・・脚本家・金城哲夫氏と、
  
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 ・・・桜井浩子さんへのインタビュー記事が載っている。
  
さて「緊急指令10-4・10-10」は、第7巻に早速登場する。
  
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開封してみる・・・
  
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 ・・・DVDは段ボールで囲われた簡素なパッケージになってしまってる。
 
・・・で、シートの方は、
  
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 ・・・ヒーロー・防衛隊画報として、彼らチームの別名“電波特捜隊”として、紹介・解説されている。
 
裏は・・・
  
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いずれも、画面の切り取りではあるが、これから個々のメンバーの詳しい紹介がなされるのだろうか?
ペンライト型、腕時計型、ペンダント型のそれぞれの無線機や、電波銃などの武器の解説も期待・・・したい。
  
これを目にした時、以前ブログで記事にしていたが、再び私なりに掘り起こそうかと思った。
 
つまり、表題の“サイコウ”は同時に再興”でもあるわけで。
  
またいつ、こういった分散された一部分だけのシートが掲載されるか分からない。
 とにかく全て購入させようとするデアゴの策略・・・
  
しかしながらデアゴスティーニの場合・・・
  
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 ・・・この応募券を毎回切り取って
 
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 ・・・こういった綴じ込みハガキに、いちいち貼り付けて送らなくても
  
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 ・・・定期購読者には、必ず自然的に送られてくるところがいいのである。
  
・・・と褒めるのは、実は数年前、私は、とあるものをデアゴスティーニから定期購入したことがある。
最終的には、とても大きくて、とてもお気に入りとなる豪華なプレゼントがあったのである。本当にいいものだった!
その経験から、この特撮DVDコレクションにも期待したいのである…
 
その最終プレゼントとは…いつか紹介出来れば!
  
他の作品である・・・
 
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 ・・・既にCS放送もあったし、私自身レーザーディスクとして持っているこの猿の軍団も、レーザーディスクに付いていたブックレット以上の情報があるだろうか?
 
16作品ということだが
 
「恐怖劇場アンバランス」
 
は、エントリーされていない。
個人的にはチビラくん」が観たいのだが・・・
  
一つ、笑える掲載記事・・・
  
※これと同じものを購入したブロ友さんが先に見つけて、記事にされたものを、私も真似させていただきます。
  
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 ・・・これミラーマンじゃなく「ジャンボーグA」
  
これからも、細かな文章や単語に校正ミスが生じていた場合、訂正シールが定期的に付くのも、このデアゴスティーニの冊子の特徴。
  
最後に、この記事・・・
 
「10-4・10-10」の数字にあやかって
 
10月10日から本格的に、毎月10日にアップすることを目標にしています。難しければ、日付をまたがった翌日の11日になるかも知れません。
 
他のブロ友たちも、毎月、とある日付が来ると、同じテーマの記事をアップされているのを、私も乗っからせていただきました。
 
先ずは前夜祭として「10-4」にあやかり、10月4日にアップを目標に頑張ってきましたが、思わぬ長い記事になり、日付も変わってしまいました。
  
私の、独りよがり、独断と偏見による記事が月に一回アップされます。
いつまで続くか分かりません。
 
しかし、私にとって、この番組は表題のように
 
“サイコウ”
 
・・・“最高”なのです。
 
 
今年の夏から今も公開中の「シン・ゴジラ」の“シン”の解釈からあやかりました。
  
定期購入に踏み切ったものの、
バック・トゥ・ザ・フューチャーデロリアンと同時進行だから、これからの2年間はちょっとしんどいかも・・・
 
※長くなりました。ひと眠りした後、記事の言葉尻を訂正するかも知れません。
  
5日・12時34分。改訂しました。