ジークフリートの遊ぶログ

そそっかしくて、キーボードタッチのミスに気が付かないことが多く、過去に投稿した記事も観直しながら編集しています。

こんなのが見つかった!キャンディーズ編 明星1977年9月号 その1

 
2011年3月11日に起きた東日本大震災
津波によって沢山の家が流される映像はとても衝撃的だった!
昔、TVドラマ「岸辺のアルバム」で増水した川で家が流されるシーンがあって、出演者の一人、八千草薫さんが「・・・一冊でもいいからアルバムを!家族の記録なんです!」
と言ったシーンがあったのを思い出した。
津波によって、流され崩れていく一軒一軒の家には、とても入りきらないほどの想い出や記録、記憶が詰まっていたと思う。
見ていて涙が出てきた。そのニュースを見た夜は眠れなかった。
 
そう言えばアレはどこにしまっただろ?
小遣いをためて買ったアレは?
卒業アルバムや入学祝いに貰ったモノとか、お金を出しても、失うと二度と手に入らない数々のモノを頭に浮かべた・・・
 
阪神・淡路大震災の時もそうだった。ニュース映像で、焼け跡からフォトフレームを取り出して泣いておられる女性の姿が今も目に焼き付いている。
更に追い打ちをかけたのが、キャンディーズのスーちゃんこと田中好子さんの葬儀会場で流れたご本人の肉声テープだった。
病床にありながら震災に遭われた方達を想うスーちゃんの心に胸が張り裂けそうになった。
しばらくキャンディーズのことばかり思い出していた。
 
キャンディーズ解散後、現実の女の子・・・クラスメートに思いを寄せるようになり、キャンディーズは段々想い出に変わっていった。レコードや書籍類はラックや本棚に納まり、それが段々すみっこに移動。引っ越ししてから一部は押し入れに入ってしまうようになった。
更に、十年程前の安芸・芸予地震で本棚の本やビデオテープがことごとく床に投げ出された。キッチリ整頓されてた筈のモノまで崩れて、取りあえずここに、今はここに・・・と適当に積み上げたり、納めているものが多いことを思い出した。
キャンディーズだけでない。もし、アレらが災害や火事で失ったらどうしよう・・・
段々、不安や恐怖にも似た感情が湧き上がってきた。
でも、津波などの災害で失うことを考えれば、今の状況はまだ幸せかも知れない・・・
 
・・・で、何処に何があるか再確認することに・・・
  
前置きが長くなってしまった。
 
今回、見つかったのが、1977年7月に発売された月刊誌『明星』9月号
 
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値段は360円     付録とも となっている。
 
付録もある。
 
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750×525のポスター 表と裏
時代を感じる!
 
それから
 
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アイロンプリント 525×362
 
懐かしい!白いTシャツにアイロンで貼り付けるシールだ。
注目するべきは
 
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そして『明星』の付録といえば
 
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裏は
 
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いわゆる“歌本”と言われるもの。
フラッシュをたかないようにしたが、天気が悪くて自然の光がうまく取り込めず、やむなくたいてしまったが反射してしまったし、表紙は手ブレでぼやけてしまった。
 
さて本誌の中身は・・・
 
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この当時の製本はホッチキスで綴じられている。開き方に安定感がないので、こんな撮り方しか出来なかった。スーちゃんのお腹がポッコリ出ている感じがする。
 
文字の部分を拡大・・・
 
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他には・・・
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まだこれからもキャンディーズは続いて行く、と思われる内容だが、実際この雑誌が販売された時には解散宣言している。ある意味虚しい・・・
 
この記事は2回に分けたいと思う。
出来るだけ写真を大きく載せようと思ったら、掲載出来る許容量を超えてしまった。また、文字を大きく捉える加工に時間がかかってしまったのが理由。
  
では続きは次回に・・・