ジークフリートの遊ぶログ

そそっかしくて、キーボードタッチのミスに気が付かないことが多く、過去に投稿した記事も観直しながら編集しています。

映画「キャプテンハーロック」

 
映画「キャプテンハーロック」を観た。
 
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 当初、こいつも実写か!?
と、落胆を感じたが・・・
 
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CGアニメだった!それも3D。
 
ハーロック、と言えば、このイメージ・・・
 
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 そして、TVアニメ・・・
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※ 資料が乏しいうえに、綺麗な画像が撮れなかった・・・
 
正直、当時アニメは全く観てなかった。裏番組を観ていたと思う。
しかし、クラスの女の子がハマっていて、何が面白いんだろう?って思っていた。
歌詞の
 
『命を捨てて おれは生きる』
 
ってフレーズが、日本語的に変だ!と当時の大人が突っ込んで揶揄してたのもすり込まれたのかも知れない。
 
しかし「銀河鉄道999」が映画化されて、松本零士キャラクターの一人として出演したのをきっかけにその魅力を知るところとなった。
 
ここでハーロックの発した言葉に痺れたのである。
それが
 
「男なら危険を顧みず、死ぬと分かっていても行動しなければならない時がある。負けると分かっていても戦わなければならぬ時が・・・」
 
思春期の心に深く突き刺さった言葉だった。
 
再放送を観て感動し、更に映画化もされた「わが青春のアルカディア」も観た。
 
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この映画で、ハーロックの祖先“ファントム・F・ハーロック”の声を石原裕次郎氏があてたことでも話題になった。
 
この頃はまだ、今のように映画のビデオソフト化なんてなかったし、ビデオデッキすら普及しておらず、お気に入りの番組を記録するのは、単にカセットテープに録音。画像はテレビ画面をカメラで撮影するしかなかった。
安くはないフィルムで必死に写真を撮り、写真屋で貰うミニアルバムに整理するファンが多かった。
ちまたでは、レンズの絞りを必要としないオートフォーカスのコンパクトカメラが出始めた頃。特に“ピッカリコニカ”“キャノンオートボーイ”がヒットし始めていた。
映画館では、上映中にも関わらずスクリーンを撮影するアニメファンが急増していた。
アニメ雑誌でも、スクリーン画面の撮影の仕方、なんてレクチャーもあった。
今じゃ犯罪になる。
この「わが青春のアルカディア」という映画で、三脚に取り付けたカメラでスクリーンに映し出されたシーンを、レリーズを使ってシャッターを押していた青年(大人に見えた)がいて、羨ましく思ったのである。
当時、ビデオも、カメラも持ってなくて、
早く、大人になって働いて、カメラやビデオを買ってやる・・・!)
この思いが強くなりはじめたきっかけの映画でもある。
 
この映画は後に、テレビアニメへとストーリーが引き継がれた。
 
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 「わが青春のアルカディア 無限軌道SSX」である。
しかしこのアニメ、あまり視聴率が振るわなかった。裏が「うる星やつら」だったのだ。
 
「男なら危険を・・・」の言葉は、詩人バイロンの言葉である、ということは後で知った。
同じ言葉をあだち充氏の漫画(陽あたり良好?)でも見受けられた。
 
ハーロックの言葉は重みがあるように聞こえ、先人たちの名言をアレンジしたんじゃないか、と年齢を重ねるごとに感じたが、あれを声優・井上真樹夫氏から発せられると妙に説得力があって心に残るのだ。
 
今回観た「キャプテンハーロック」は、なんでも、世界中で前評判があったわけだが、CGアニメに慣れてないし、あまり期待せずに拝見したが、思った以上に面白かった。
ストーリーは今までのとは全く違う。
全宇宙から敵対されているが、誰よりも地球を愛する、というイメージは残っていた。
 
有紀蛍もヤッタランもミーメも、トリさんも、そしてトチローも登場。(写真は割愛)
有紀蛍はケイという名前だったが、アニメの時より戦士のように強かったし、ヤッタランもトチローも、チンチクリンではなかったがカッコ良かった。何よりアルカディア号の戦闘シーンは圧巻だった!3Dの迫力とはこういうものか!?と改めて感じさせられた。
実に、大人の観るアニメとして楽しめたのである。
声の出演は、小栗旬氏、三浦春馬氏で頼りないな、と冒頭からの印象だったが、観ていくにつれ段々と慣れてきた。
 
CGってこんなに面白いんだ、と認識させられた。
でもやっぱり井上真樹夫富山敬両氏の声の方が違和感ないかな・・・
 
この映画を観る時にもらったカード。
 
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裏が・・・
 
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海賊として認定された。
 
ウケた!