ジークフリートの遊ぶログ

そそっかしくて、キーボードタッチのミスに気が付かないことが多く、過去に投稿した記事も観直しながら編集しています。

緊急指令10-4・10-10 ???なシーン その2

 
愛してやまない「緊急指令10-4・10-10」
当時のドラマ制作としての特撮技術の限界や、放送禁止用語、視聴対象者が児童であり、テーマやストーリーが飛躍、現実離れしていることを差し引いても、全26話の中には、突っ込まざるを得ない部分が見つかってしまうことがある。
今回運良く、チャンネルNECOにて全26話、再び観ることが出来た。
そんな中で ??? なシーンが見つかってしまった!!
これはその中の二つ目・・・
 
※スタッフの手抜きとは思わないし、決して重箱の隅をつつくつもりは毛頭ありませんのであしからず。
 
「第21話 怪鳥ラゴンの襲撃!」
  
     イメージ 1
 
脚本は藤川桂介。マンガ原作も手掛けるベテラン!
そして監督は、あの本多猪四郎である!
 
・・・両親を早くに亡くし、おじ(伯父? 叔父? 不明)・おば(以下同)の元で生活をしている杉山かずみ(大原福美)の元に謎の招待状が届く。
毛利チームの石田早苗(深沢裕子)は、かずみが招待に応じることを反対するが、
かずみは差出人を突き止める為に、招待されるがままに中軽井沢へ赴くことを決意する。
かずみの身を案じた、かずみのおじは毛利春彦(黒沢年男)に護衛を依頼。
毛利は花形一平(池田駿介)、石田早苗を宿泊先のホテル上原の従業員として潜入させる。
 
かずみがホテルに到着、早苗はかずみを部屋に案内する・・・ 
                                       イメージ 2
※テレビ画面をデジカメで撮影したものだから、画質は粗い・・・
 
右手にトランク、左手でドアを開こうとしている・・・
 
続いて・・・
  イメージ 3
 
左手で手前に開いたドア。ドアノブは画面では手前、蝶づかいは奥。
隣の部屋からも同じ作りなのが伺える。
ドアを開いて・・・
 
     イメージ 4
画面は部屋の中に切り替わったのだが、ドアノブが向かって右側に見えるではないか!
だったら、先ほどの廊下側での画面で確認出来た手前のドアノブは何だったのか?
何より、ドアの色が違う!
またフィルムの逆転か?とも思ったが、廊下側からの撮影も部屋の中の撮影でも、
二人の着ている服装の襟の袷は、ちゃんとした女性用、右前になっていて正常であり、かずみの腕時計も当初から左手に装着されたままである。
 
これはホテル上原の客室が小さくてカメラワークの都合に合わないことから、客室のシーンに限ってはスタジオに作られたセット、またはホテル上原の客室であっても、全く違う客室で撮影されたものではなかろうか?
例えばシングル部屋では狭いので、ツイン部屋で撮影したとか?
 
そして、かずみのボディガードを勤めることを告げる早苗のセリフ
 
「これは私のビジネス」
 
この言葉が後々、ボクにとって妙に引っ掛かることになる。
 
更に、護衛を命じた毛利春彦のセリフ・・・
 
「何しろかずみちゃんの世話になっているおじさんに頼まれちゃってね」
 
えっ!?
 
「何しろかずみちゃん世話になっているおじさんに頼まれちゃってね」
 
じゃないのか?
助詞の使い方、何だか違うような・・・
  
このエピソードの主役、かずみ役の大原福美さん。この後「われら!青春」でお嬢様の白川梨絵を演じることになるのだが、とても可愛い!
不謹慎だが、実はこのエピソードでパンチラも拝めました。
 
大原福美さんが「われら!青春」以外に、漂白剤?洗剤?のCMに出演されているもの以外、拝見したことがないのが残念である。
また悪代官役で有名な川合伸旺さん、ヤクザの親分などの役が多い安部徹さん、
ウーン・・・この頃もやっぱり悪役なんだ・・・
 
では第二弾はここまで・・・
 
「緊急指令10-4・10-10」DVD-BOX1
        発売まであと89日