ジークフリートの遊ぶログ

そそっかしくて、キーボードタッチのミスに気が付かないことが多く、過去に投稿した記事も観直しながら編集しています。

緊急指令10-14・10-10 ???なシーン その1

 
愛してやまない「緊急指令10-4・10-10」
当時のドラマ制作としての特撮技術の限界や、放送禁止用語、視聴対象者が児童であり、テーマやストーリーが現実離れしたことを差し引いても、全26話の中には必ずや突っ込みどころはある。
スタッフの手抜きではないだろうが、それでも何故? とその制作意図の理解に苦しんでしまった印象深いシーンがあったのでいくつか紹介してみたい。
これは、あくまでもフツーに感じたことで、決して文句でも苦情でもありませんのであしからず・・・
 
先ず一つ目。
「第10話 死を呼ぶバイオリン」
 
     イメージ 1
 ビデオキャプチャーではなく、テレビ画面を直接デジカメで撮ったものだから画質は良くない…
 
二宮夏子(麻乃茉莉子)には二人の姉がいる。一番上の姉・雪子(佐藤康子:現 阿川泰子)が何者かに絞殺された。
その頃、葉山海岸にいた夏子は、白雪姫こと入江ナミから無線によって報せを受け、東京へ帰る・・・
そのシーンである。
 
イメージ 2
  
画面の流れは右から左へとなっているが、何と、車のナンバーが逆さま、右車線を走っている!
テレビ画面を直接撮影したものだから、画質は汚いが、画面上部のブルーレイディスクの再生状況が何より証拠としての表れである。
  
そして夏子が東京の自宅へ帰ってきた時・・・
 
イメージ 3
 
実際の画面でも見え辛いのだが、車のナンバーが18-32となっている。
 
どうして、わざわざフィルムを表裏逆転したのだろうか
葉山海岸から東京へ向かう、そのルートの演出にこだわったのか?カメラ位置に制約があったのか
どうも謎である・・・
 
実はこの回、ストーリーも難解だった。
沢根刑事(北浦昭義)と刑事A(川野耕司)が、夏子の婚約者・緒方(小倉雄三)を取り調べる時、殺したのは二人の姉の内、みどり(佐藤康子・二役)なのか、雪子なのか。
雪子が殺された時のことを問い詰めているのに、緒方は、みどりの死体を発見した時のことを説明している。
 
この回を観ている時は、既に食事を済ませていて、多少なりとも酒が体内に入っていたから、酔ってて脳がバカになっているのか・・・
と、HDDを見直したものだった。BDに焼き付けた後に見直してもどうも解せない。
 
この回の放送は昭和47年9月4日。
撮影したのは夏真っ盛りだったのか、出演者達の服装がホントに真夏のいでたちなのである。
警察の取り調べ室でバックに蝉の鳴き声(アブラゼミ)が入っていたが、映像と声は別録り。即ち、音声はアフレコなので、放送日が9月になっていることを考えれば、わざわざ蝉の鳴き声を入れるのは演出としてどうなのか?
当時は今のような“猛暑”の概念はなかったような記憶がある。
本当は、放送日はもっと前に設定されていたのでは・・・
と、深く考えてしまうエピソードだった。
 
しかしながらこの回は、毛利チームと無線仲間との通信がドラマの展開を際立たせ、人と人とのつながりの素晴らしさを教えてくれたように思う。
このエピソードを観て、ボクは無線機が欲しくなったものだ!
また、後に名前を阿川泰子に変える佐藤康子さんの若いこと
 
先ずは、どうしても気になったシーンの一つである。
 
また近日中に二つ目を投稿したい。
 
「緊急指令10-4・10-10」DVD-BOX 1
発売まであと90日・・・
  
独り言・・・
ビデオキャプチャー出来るパソコン環境が欲しい!