「シン・ウルトラマン」再び
表題から大きくズレた内容になってしまいました。
国内感染者数が世界一だそうです。
東京の新規感染者数が8月2日現在、4万人を超えています。
７月17日・18日に上京しましたが、正直不安でした。
感染して上京出来ない状況を作らないように(洒落のつもりではありません)努力してましたが、上京した為に感染してしまう状況を作ってしまっては身も蓋もありません。
しかし上京することで、感染する覚悟を備え持たなければならないと思ってました。
新幹線で出発する時、映画「タイタニック」でモリー・ブラウンが言った言葉･･･
「蛇の穴に落ちようとしているのよ」
･･･を思い浮べていたことも事実です。
広島へ帰ってから10日後の7月28日に職場で定例のPCR検査を受ける。
それまで症状が出ないよう祈ってました。
そして検査後も、結果が陰性になることを更に祈ってました。
28日に検査して家に帰った時、
『そう言えば、スマホにアプリを入れていたな･･･』
と、思い出し･･･
･･･COCOAをタップしました。
･･･この場面が現れました。
利用開始というのは、スマホが故障し、新たなスマホと取り換えてから(７月２日)アプリをインストールし直してからの日数です。
陽性者との接触はあったのかどうか、を今更ながらに確認すると･･･
･･･えッ!? 164分間の接触！
恐る恐る、更にタップ･･･
17日の午前9時から翌日18日の午前9時まで、って言うと、堀江美都子プライベートライブの時間と重なるではないか！
飲食している間とライブの時間。前後左右にいる客はその場から動くことはありません。
ランチタイムかディナータイム。どちらかと、ライブ時間をプラスした時間１６４分。
つまり２時間44分。
主催者側の感染対策は間違いありませんでした。
検温して症状なしで入場していても、実は陽性者だった人がいた!?
確かに、お互い前後左右、手を延ばせばすぐにぶつかるほど近距離にありましたが、マスクも手伝って、ベラベラ喋ることはありませんでした。
いや、164分だと短い！
濃厚接触者は、報告して保健所の指示を待つことになるのですが、アプリの結果を知らなかったとは言え、接触してから既に１０日以上経っています。今さら自宅待機しても遅いし、何よりも、今まで全く症状らしい症状は自覚してません。体がしんどいくらいです。
もし感染していたら、職場の同僚、高齢者達に何がしか異常が起きている筈です。
検査結果が出るまで緊張です。
事後結果ですが、31日にスマホを撮影して、気持ちをはぐらかします。
もし、陽性だったら、出勤を止める為にすぐにLINEが入りますが、7月31日の夜勤入りまで連絡は入って来ませんでした。
勤務に入る時、事務のカウンターにある連絡ノートをチェックするのですが、検査結果として、全員陰性だった、とのことでした。
濃厚接触していたとしても、必ずしも感染するわけではない、との結論を体感しました。
けれど、少なくとも164分間、すぐ身近に陽性者がいた、という事実は変わりありません。
1８日の午前９時から１４日後の８月１日の午後。夜勤が終わって帰宅してアプリを確認したところ･･･
あれから接触してはいないようです。
感染はせずに、上京したことも職場にバレずに済んだわけです。
と、いう事で、帰宅して昼食(まだ11時前でしたが)とビール2本呑んで寝ました。
夕方6時に起きて、今一度観たいと思っていた
「シン・ウルトラマン」
･･･が、まだ上映中、と知り、観に行くことにしました。
夜9時5分からの上映です。
軽く晩御飯を食べて、8時過ぎ、自転車に乗って夜の国道を疾走しました。
2ヶ月前に初めて観た時の感動が甦りました。
まくしたてるような早口の長ゼリフは、前回よりも頭に入るし、同時上映がテレビ版の39話
「さらばウルトラマン」
大きなスクリーンで大音量の「ウルトラマン」を観ることが出来たことが、コロナ陰性の安堵の喜びにプラスした感動となりました！
時刻は23時半。真夜中となった国道を自転車で吹っ飛ばし、24時間営業のスーパーでビールを買って帰りました。
帰って、ビールを呑みながら、ふと･･･
164分間の接触、と言ってもライブ会場とは限らない、という考えに至りました。
前後左右に人が動かないままでいる状況がもう一つありました。
新幹線の中です。
隣の座席だけでなく、真ん前、真後ろも1メートル以内です。
もし、ライブ会場で感染、という事態が生じたら、今頃話題になっていると思います。
“新幹線で感染”
ウィルスを運ぶ！
東京だけでなく、全国に感染者が広まるのは当たり前だとおもいました。
“新幹線で感染”
映画『新感染』を思い出しました。(笑)
