コロナに向かった時・・・3回目
“コロナ”を表題にした記事が続きます。
今回は三回目となる感染モノの映画についてです。
「感染列島」
今回のコロナ禍の中で思い浮かんだ映画の一つです。
今年の4月に書店で「復活の日」と並んで、平積みされていたので、他にもこの映画を思い浮べた人が沢山いたのでしょう。
この映画は10年以上も前、劇場で鑑賞しました。
確か、月曜日のメンズデーのレイトショーだったと記憶してます。
舞台となるのは2011年1月。
ある日、いずみ野市の病院に一人の急患が運び込まれてくる。高熱、肺炎、痙攣、吐血などの症状が表れ、正体不明の新型インフルエンザと想定される。
しかし、あらゆるワクチンを投与するも回復することはなく、患者は死亡してしまう。
正体不明のウイルスは、病院の医療スタッフや他の患者たちにも感染、病院がパニック状態に陥ってしまう。また感染拡大は病院内だけに留まらず、仙台、大阪、広島など、全国各地に広がる・・・。
次第に大きく展開される病院内隔離、地域封じ込め政策、都市機能・交通機関の停止、そして政府崩壊・・・
※ 一部ウィキペディアより引用。
ICUでは人工呼吸器が足りず、見殺しにしなければならない患者を前に精神が崩壊していく医師や看護師たち。
まるで人類が滅亡したかのような、廃墟となった街並み。
ウイルス発生源と思われるものの正体・・・
これを鑑賞した当時は、あくまでもフィクション。ただの空想物語として突き放した見方をしたものですが、今回のコロナ禍で今一度見直そうかと思い、原作本と併せて、購入してみました。
原作本はまだ読み切れてませんが、映画よりも、もっと掘り下げた内容になっているかと思います。
妻夫木聡と檀れいの関係。ウイルスの発生元や、拡大の経緯。病院関係者の個々のエピソード・・・。
2時間ちょっとの尺では、色々とぶっこみ過ぎていて、薄めずに呑まされたカルピスのようなのですが、それを踏まえたとしても、今見直すと胸が痛くなります。
※ ツッコミどころはあります。何故、日本だけ?ウイルスが運ばれる経緯に、何故、他に感染者がいない?
原作本とは別に漫画版もあるようです。
漫画版と両方拝読して、また機会があれば、改めて感想を述べたいと思います。
毎日、感染者の数がニュースになってます。第二波の到来は間違いないと思います。
これからどうなるニッポン!?