コロナの合間に・・・3回目
“コロナ”を表題にした記事がまだ続きます・・・
少しずつ、コロナ対策としての営業自粛が緩和されている感があります。
それでも、マスク装着の入場を義務づけられている劇場において映画鑑賞をしました。
7月1日という割引入場が設定された、ファーストデーの利用です。
コロナの影響で新作の上映が控えられている中、今回は・・・
「風の谷のナウシカ」
これを劇場のスクリーンで観られるとは!
ジブリ映画第一作目です。DVDソフトの購入やレンタルした方が安い、と思えますが、名作中の名作。劇場で観る価値があると思いました。
ファーストデーじゃなくても、鑑賞料金は1200円設定になっていました。
他にも・・・
「風の谷のナウシカ」は、アニメブームの中『アニメージュ』というアニメ専門雑誌に連載されていたのですが、小遣い不足の為に、劇場で観ることが叶わなかった作品です。
テーマ曲を唄う安田成美も、歌番組でいつも見かけていました。
当時を思い返して、懐かしさいっぱい。声優たちも張りのある声量で、時の流れを感じます。
観客もかなりいました。この作品に対する思いの強さが伺えます。
2時間の鑑賞後、十数分の間をおいて、二本目を鑑賞。
パンフレット
シルベスター・スタローンの「ランボーシリーズ」の最新作。
時間の都合上、字幕版ではなく吹き替え版となりました。吹き替え版と言っても4DX版です。つまり、スクリーンに合わせた座席の振動、劇場内の光、水、風、スモーク、匂い、など臨場感あふれる体験が出来る鑑賞方法でしたが、殺戮シーンの血しぶきには思わず身をよじらせてしまいます。
話しは前日、6月30日に遡ります。
鳥取に住む友人からメールが届きました。
「ランボーみました。泣けます」
たった1行の朴訥とした文章でした。
彼とは学生時代、よく映画に行ったものです。
全国的に劇場が減って来た昨今、それに伴って劇場鑑賞も激減してきた環境の中、元々出不精だった彼がわざわざ足を運んだ映画です。
ボク自身、この映画に随分前から関心を持っていましたが、もう少し後・・・今月の中旬あたりの鑑賞を予定していたところ「風の谷のナウシカ」の上映時間が繋がったので、急遽、鑑賞することにしました。
本当はスタローンの野太い生声が聴きたかったのですが、4DXの魅力も捨てがたく、取り敢えず「ナウシカ」に続いての鑑賞となりました。
スタローンの声は、ささきいさおさん。この人でなければスタローンの吹き替えは務まりません!
ランボーは、ベトナム戦争の経験で受けた心の傷を今も引きずっていた。
そんな中、古い友人のマリアと、彼女の孫娘・ガブリエラと家族となったランボー。
牧場経営で平和に暮らしていたが、そのガブリエラが人身売買組織に誘拐されてしまう。
ランボーによる奪回が展開されるが・・・
随所にランボーが抱えている深い悲しみが観えてきて泣けます。
時間と金銭的な余裕があれば、もう一度、今度は字幕版で観たいと思います。
今年の秋には「007シリーズ」の最新作も予定されています。スタローンのもう一つの出世作「ロッキー」のスピンオフ版「クリード3」も制作が決まったようです。
コロナの影響で萎えた気分を少しでも明転してくれれば、生活するにも救いがあるように感じます。