コロナに向かった時・・・4回目
“コロナ”を表題にした記事です。
“コロナ”による外出自粛を実行中。それでも生活必需品の買い物はしなければならなくてショッピングモールへ出かけた時のこと。
ここ、広島ではまだクラスターも発生してなかった時で(3月初旬)書店では「感染」をテーマにした映画の原作本が並んでいました。
『復活の日』『感染列島』
既に所持していたのは『復活の日』
これを、今一度読み返している間に『感染列島』のDVDや原作本『アウトブレイク』のDVDなどをネットや、ブックオフで探している時に、話題になっていることを知ったアメリカ映画が・・・
『コンテイジョン』
2011年制作。
でした。
“Contagion”とは「接触感染」という意味。
物語は・・・
香港に仕事に行っていた女性が、空港よりアメリカに帰国するところから始まる。
彼女と接触した者たちが、次々と未知の感染症状を表して死亡する・・・
ロンドン、東京、そしてミネソタ州・・・
研究機関が、このウィルスは、豚とコウモリから由来する、と突き止めるが、治療方法が見当たらず、生物テロの可能性もある、と危惧する。
第一感染者と思われる女性は、香港において、いつ、どこで感染したのか?
と、調査に乗り出す。
行動履歴を調査した結果、それが香港のカジノ・・・と踏んだ研究機関。
カジノに設置されている監視カメラによって記録された映像を丹念に調べていく・・・
この感染症に効く薬(レンギョウ)の数は少なく、またそれ以外の食料品の強奪や、地域の封鎖。
人々はパニックになる。
家族なのに遺体とも対面出来ない。集団でモノのように処理される死体。
製薬会社と手を組んで利益を得ようと画策(しているのではないのか)と疑念を持たれるWHO。
変異するウィルスに、有効なワクチンを作り出すことが困難を極める。
今の“コロナ”による世界情勢を、まるで予言していたかのようなストーリー展開となっていました。
最初に言及されていたセリフで印象に残ったのは・・・
「人は一日に2~3千回、自分の顔を触る。朝起きて、毎分2~3回は顔に触れている。それらの手で、エレベータのボタン、手すりなどに触れる・・・」
「スリラー映画」というカテゴリーに入っているようです。
感染2日目から物語は始まり、日を追うごとに街や人々が変貌していき・・・
最後は感染するきっかけとなった、ある出来事に突き当たります!
このラストシーンにゾッとしました・・・
せこいやり方なのですが、何とかして安価のDVDを手に入れて、何度か視聴しました。
“コロナ禍”の真っ最中で、気が滅入るかも知れませんが、観ておくべき映画だと思います。