ジークフリートの遊ぶログ

そそっかしくて、キーボードタッチのミスに気が付かないことが多く、過去に投稿した記事も観直しながら編集しています。

2019年・春 上京物語 番外編 その2

 
『2019年・春 上京物語』は“締めくくり”でお終いにするつもりでしたが、思い出したら腹が立ってきたので、その前置きとして、前回、その1をアップしました。

歌舞伎町の佐野光洋さんの店からホテルに帰って、くつろいでいた時に、有料のビデオを観たのですが、喰いつくように観てしまったのが、このドラマでした・・・

   イメージ 1

※画像は、ホテルの部屋でテレビ画面を直接撮影しました。

あぁ、懐かしい・・・
第一話から数話収録されてました。

池波正太郎原作の必殺仕掛人から始まる必殺シリーズでしたが、原作内容からずれる、と、池波正太郎氏からクレームがついたので仕掛人の名称を外し“必殺”という言葉に、新たな「殺し屋」を創造した『仕置人』という言葉をくっつけた、その2作目です。

必殺仕置人から、中村主水が登場し、殺し屋たちも、

表の稼業(本業)で使っている道具を、裏の稼業(殺し)で使用。
役人(昼行燈)としての表の顔と、殺し屋としての裏の顔を持つ二面性の中村主水、という図式が定着したドラマでした。

先程まで、歌舞伎町での佐野光洋さんの店で唄った「荒野の果てには、このドラマでは使用されてませんが、ずっと後に必殺シリーズのテーマ曲になりました。

まだ若かった、藤田まこと山崎努中村嘉葎雄のシブい演技に光るものがありました。

必殺シリーズの再放送も、急いで学校から帰って観たり、今もCS放送でやっていると、ついつい観てしまいます。

これを、夜中になってもずっと見入ってしまいました・・・


・・・今回の本題はここからです。

風呂に入ったのは就寝後、朝を迎えてからでした。
このホテルは部屋は狭いけれど、浴室は広かったです。
アメニティグッズも充実していたし、バスタブも大きかったです・・・

  イメージ 2

・・・この画像はチェックアウトする前に撮影したものです。

洗身、洗髪…そして湯を張って湯舟につかり、そろそろ出なければ、と思って栓を抜きました。しかし、湯の減り方が小さいのです。
ゆっくりゆっくり、目減りしていきます。

おかしいな?

と思って、カーテンをめくると、トイレ便器に続く床一面・・・

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・・・湯が、なみなみと溜まってました。

※ペイントでのイメージです。

シャワーが外に散らないようにカーテンがあるのですが、それでも外に飛び出た時に、湯が流れるようにバスタブに沿って、溝があり、排水溝へ続いて行きます。
バスタブの中から繋がる下水管と、バスタブの外にある排水溝の下水管は繋がっているのですが、その二つのパイプが統括された下水管の途中に何か詰まっているものと思われます。

では、同じ画像ですが、もう一度・・・

  イメージ 4
 

バスタブの外の床は溢れんばかりの湯で、ユニットの外の部屋に漏れるところでした。
黄色い矢印は、排水溝の上に被せてあった蓋です。
それをずらして、排水溝の中ブタを外しました。
プカっプカっ、と少しずつ湯が吸い込まれてました。
急いでバスタブの栓を戻し、床にたまった湯が少しずつでも、はけていくのを待ちました。
数字のは、床に敷く足拭きマットです。これがプカプカ浮いてました。

そして落ち着いた時、やっと栓を抜いて、改めて湯を落としました。
最後にシャワーのかけ湯で、今一度体を流すのですが、外へ出た時の足拭きマットはベチャベチャ。床もベチャベチャ状態です。

かまうもんか、と濡れたまま、ユニットバスからバスタオルを持って出ました。

これが昨夜、歌舞伎町から戻ってすぐ風呂に入っていたら、今のように簡単には出られなかったでしょう。
ビデオを観ていて夜中になってしまい、横着だと思いながら、そのまま寝て良かったです。

着替えて、バスタオルをバスタブに掛けます。
の数字がバスタオル。ただぶら下がってますが、の足ふきマットは、バスタブにべったりくっついてます。

ホテルの部屋にはたいてい、アンケート用紙が備えてあり、チェックアウト後に職員が掃除しに入った時に回収します。
アンケート用紙は、直接支配人に行くのか、それとも掃除する職員が先に読むのか分からないけれど、思いのたけを書いてやりました。

下水管を詰まられた犯人が、自分だと思われたくない、という腹もありました。
次に宿泊する人も困るでしょうし、他の部屋とも繋がっていると思われるパイプ。
影響するのは、私の泊まった部屋だけではないかも知れません。

どちらにしろ、やるべきことはやってやった、と排水溝の蓋も外したまま、部屋を出ました。

支配人から詫び状の一つでも来るかな?
と思いましたが、旅行会社で申し込んだ、新幹線+宿泊代の格安プランのホテルです。
以前も、旅行会社を通して泊まった渋谷のホテルで、バイキング式の朝食を摂った時、皿に少しのサラダを残し、フォークとナイフを“ハ”の字にして、コーヒーをお代わりに席を立っただけなのに、テーブルに戻ると、全て片付けられてました。
そのことをアンケート用紙に苦情として残しましたが、支配人から全く反応がありませんでした。
旅行会社で申し込むホテルには、そんなデリケートなシステムはないのでしょう。

旅行会社を通さず、ガイドや“るるぶ”で探した、今まで泊まったホテルの中には、アンケートを書いただけで、支配人から礼状が届いてました。
それは、玄関にベルマン、またはベルガールが立っていて、フロントにはコンシェルジュが立っている、ちょっと高めの宿泊費を取るホテルだったんだと気づきました。

ネットで、今回のホテルの口コミを検索すると、

“部屋が汚い”“風呂の壁に髪の毛がくっついていた”

など、悪評が多かったです。

旅行会社にも苦情を言ってもいいでしょうかねぇ?

とにかく、このホテルには二度と宿泊するつもりはないです。

令和一発目の記事を穏やかにする為、無理やり“その1”を制作。そして本題の“その2”でした。