2018年2月 上京物語一日目 その4 続き
前回、どうしても投稿出来なかった記事の続きです・・・
一部、多かった画像を一つにまとめて、コマ割り風にしています。
2月11日に、新宿歌舞伎町にある『歩ッ歩』で行われた
の後に『歩ッ歩』において、参加者4名が残って、カウンターに並び、カウンター向こうの佐野さんと一緒に
「ウルトラマンA」
について論じ合うとこととなりました。
既にアルコールも入っているいい大人なのだが、話している内容は、つい昨夜観たばかりの「ウルトラマンA」の感想を話し合っている感のようでした・・・
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何せ、男女の合体によるものだったし“怪獣”でなく“超獣”
「帰ってきたウルトラマン」の郷秀樹は、元々一般人だったけれど、あの日本人離れした容姿から、手が届かない感じ。
「ウルトラマンタロウ」の東光太郎は爽やかすぎる。
彼が一番身近に感じていたね、ということが共通の感想。
「エース」の竜隊長も、厳しさはあったけれど、一番温かかったかも・・・
それは・・・
「第14話 銀河に散った5つの星」
にあった。
これは・・・
この星から地球への攻撃。
地球防衛軍は新型のミサイルをこの星に発射して破壊しようと計画する。
だが、北斗星児の反論が長官の気にくわないところとなる。
長官は、北斗星児にミサイルを搭載したロケットの操縦をやらせようとする。
北斗星児はTACに入隊して、まだ日が浅い。
経験不足なので、こっそり代わってやろうと言ってくる仲間の隊員もいる。
だが・・・
宇宙へ飛び立ったロケット。
途中でミサイルと切り離し、ミサイルだけをゴルゴダ星へ発射した後は、Uターンして地球へ戻るはずだったのに、ロケットとミサイルが切り離せない・・・
完全な設計ミスだった。
竜隊長は、計画を中止して北斗星児に地球へ戻るよう命じる。
・・・のだが
地球を守る為には、多少の犠牲は仕方ない、と強調する。
この言葉にTACのメンバーがカチンとくる。
通信している美川のり子隊員のマイクを取り上げて、北斗星児に命令する長官・・・
ついに!
・・・竜隊長が鉄拳を食らわすのである。
山形勲さん、と言えば、当時も既に大御所。
瑳川哲朗さんの鉄拳は、この時、本当に当たっていたのだろうか?
昔は、本気で殴る役者もいて、口の中を実際に切ってしまった女優さんもいたらしい。
本気で殴る役者は、自分が殴られたとしても何とも思わないらしく、張り詰めた現場も多かった、らしい・・・
それにしても、この時の竜隊長はスッキリしたね、と笑い合った。
トークイベントの時に、私が質問したことの繰り返しになるのだが・・・
『夏の怪奇シリーズ』として・・・
・・・この時、佐野さん演ずる吉村公三は、郷里の岡山で、岡山弁を喋っている。
今も、方言を覚えているのかどうか尋ねたが、どうやら当時は、特別な方言指導というものはなく、台本にあったセリフを、
『こんなもんだろう』
と、想像したアクセントで喋ったそうだ。
広島と似ているアクセントだし、結構上手だったので、そんな質問をさせていただいた。
この16話のエピソードを簡単に紹介・・・
少し狂気じみた役だが、あの当時、若くてあんな演技が出来る役者は蟹江敬三さんくらいだった。
あの人は俳優でなく、怪優だね、
と佐野さんは言われていた。
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約2時間。
「ウルトラシリーズ」のDVDを全部持っている人もいて、私も負けてしまう熱いファンと話が出来て、とても楽しい夜でした。
こういった場を提供して下さった、佐野光洋さんにとても感謝しています。
・・・上京物語、二日目もあります。
※ 今度こそ、記事の投稿がうまく出来ますように!