さよなら鶴ひろみさん
既に大きなニュースになり、またブログにもアップされてる方がいらっしゃいますが、声優・鶴ひろみさんが亡くなられました。
享年57歳。
スマホのヤフーニュースで、
ウソ!?
と、独り言を発したぐらい衝撃でした。
18日・中國新聞朝刊
※ 画像は一部を除き、ネットから拝借しました。
鶴ひろみさん、と言えば・・・
の・・・
「ドラゴンボール」
の・・・
・・・ブルマが有名。
どちらも長い間演じて来られたので、親子二代に渡って親しんできたことと思います。
80年代のジャンプ世代にとっては・・・
・・・「きまぐれオレンジロード」
の鮎川まどか。
他にも「まじかるタルるートくん」の大綾真理先生が有名。
この方の声は、アニメだけでなく、洋画の吹き替えでも当たり前の存在で、これからも活躍されていただろうに、と、とても残念で仕方ありません。
鶴ひろみさんのデビューは・・・
・・・第一話より
・・・おじいさまと感動の対面。
(祖父であるビルフランが、ペリーヌを孫娘であると認識した瞬間)
この時、鶴ひろみさんはまだ18歳。
私は、このアニメをリアルタイムで観ていましたが、途中で観るのを止めてしまうくらい、あまりにもペリーヌに不幸が重なる残酷さがイヤでした。
後に、再放送で我慢して観続けましたが、クライマックスになるにつれて、感動の場面が目白押しでした!
この作品により、鶴ひろみさんは声優として確立されたのですが、彼女は本来、劇団に所属していた子役でした。
数々のドラマに出演されてますが、その中から・・・
1972年11月6日放送・「緊急指令10-4・10-10」
19話
『人喰いナメクジ発生!!』
に、毛利チームの無線仲間として出演されています。この時中学一年生。
行方不明になった幼女を、毛利チームに捜索依頼をする児玉愛子、という少女を演じています。
この時既に、本名の靏ひろみから、芸名の鶴ひろみ表記となっており、セリフの声は正にペリーヌそのままです。
高速道路を運転中、体に異変を感じ、ハザードランプを点けて車を路肩に寄せた判断力と精神力。しかし、スマホで助けを呼ぶことも出来ず、誰にも気づかれず、不安と恐怖と激痛の中、どんな気持ちで車内におられたのかと想像すると、胸が掻きむしられるほど痛いです。
大動脈解離という症状・・・予防も出来ず、突然表れるそうですが、神様は何故、彼女を連れて行ったのか、とても腹立たしい思いです。
日本の声優界は、とても大きな宝を失った感じです。
鶴ひろみさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。