緊急指令10-4・10-10の日じゃないけれど 第一話「狂った植物怪獣」その後
本来は10日にアップしたいのですが、どうしても記事を作る時間が捻出出来ないので、今日アップさせていたたきます。
「緊急指令10-4・10-10」
「狂った植物怪獣」
放送日:1972年7月3日
脚本:田代淳二・柴田敏行
監督:浜野信彦
・・・前回、ラストが気になる、との指摘を受けましたので、今回は最後まで紹介します。
毛利春彦が、食獣植物『ダーリングウツボ』に、液体を噴射したところからです。
液体を浴びた『ダーリングウツボ』は・・・
↓
・・・花弁から生気が無くなり・・・・・・
↓
・・・鮮やかだった体色も無くなり・・・・・・・・・
↓
・・・みるみるうちに、無惨な姿になっていく。
・・・もう面影は残ってない。
「ダーリン、どうしたの!?
しっかりするのよ!」
ジャネットが叫ぶ!
・・・しかし
・・・すっかり朽ち果てた『ダーリングウツボ』
・・・呆然と立ちすくむジャネット。
ジャネットは、先程、ナミによって投げられたナイフが地面に転がっていたのを拾い上げて、自らの胸を刺す。
「・・・ダーリンが死んだら、私も生きていけない・・・」
父・ヘンリー吉原の腕の中、ジャネットが息も絶え絶えに声をふりしぼる。
「私のせいだ。私が、こんなものを作ったばかりに」
「この顔の傷も、私が育てた植物の葉でやられたんです。私がジャネットの一生をめちゃめちゃにしてしまった」
ヘンリーがマッドサイエンティストから、父親の顔になっていくのだが・・・
・・・ジャネットはヘンリー吉原の腕の中に沈み込んでしまう。
「許してくれ!許してくれ・・・」
ヘンリーの悲痛な声と共に、事件は終息を迎える。
さて、前回の記事で、毛利春彦が持った小銃から噴射された液体の正体・・・
「あれは〇〇〇だ」
と、いう伏せ字の部分について・・・
達男「さようなら~」
正明の運転する車に乗り、家に帰って行ったと思われた達男から、毛利春彦の車に無線が入って来る・・・
達男「こちら達男、こちら達男…毛利先生、一つ聞くのを忘れたんです」
毛利「何だい?」
達男「あの化け物をやっつけた薬は一体何ですか?」
毛利「あれは、塩化ナトリウムだ」
達男「塩化ナトリウムって、塩でしょ?」
毛利「そう、塩だ。ただの塩水だよ」
達男「まさか、そんな」
毛利「食獣植物はね、塩水に弱いんだ。それを発見するまでだいぶ手間取ってしまってさ。みんなそれぞれ苦手なものがあるもんさ」
『ダーリングウツボ』を観たことのなかった毛利春彦が、どのようにして塩水に弱いことに辿りついたのかは不明。
以上、三回に分けてしまった第一話「狂った植物怪獣」でした。
本当は、第二話も同時にアップするつもりでしたが、9日、10日、11日、12日、はパソコンを起動させる時間が十分にありません。
このパソコン、反応速度、処理速度が遅く、記事作りに思った以上に時間がかかります・・・
予告編の一部
ナレーション:山田康雄氏
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