「シン・ゴジラ」再び
「シン・ゴジラ」二回目を観て来ました。
7月29日に鑑賞してから、約一ヶ月。
あの時から暑さは変わらない・・・
今年の夏は毎日ヘトヘトです。
パンフレット
以前使用した画像です
劇場へ行く前、おさらいとして、前回購入したパンフレットを開封した。
ざっくりとした区分けだが、この「シン・ゴジラ」良い点と悪い点を上げてみる。
先ずは悪い点から・・・
小さいお子様だと理解に苦しむ、リアルな政治の世界を絡めた、お子様にとっては娯楽性の薄い展開。
では良い点とは・・・
小さいお子様のみならず、大人でも見逃し・聞き逃ししてしまうと、そのまま置いてけぼりにされかねない、とても早口に、リアルに描かれる国会でのやりとりや、自衛隊が装備している実在の武器・兵器、または化学や生物学の概念が溢れていること。
※これらの文言は、ネット上で既に同じ表現で評価を寄せている方がいるでしょうが、私も7月29日に観た時の素直な感想です。
実は翌日、職場でこれと同じことを同僚に言っています。
感想と、大いにネタバレを含むあらすじのようなもの・・・
つまり、奴の存在は、全くの未知の脅威として日本に立ちはだかるのだ・・・
しかしながら奴の名前は、大戸島に古くから伝わる巨大生物“呉爾羅”から命名されることになる。
アクアラインのトンネル崩落事故を発端に、政府はウダウダする。
見たことのない巨大な生物出現を・・・
・排除するか?
・駆除するか?
・捕獲するか?
どうでもいい。先ずは被害に遭った者への対応が先ではないのか?
自然災害でも他国からの攻撃でもなく、全くなす術のない事態に、まるでマシンガントークの如く繰り広げられる国会での論争。
どこか他力本願の気弱な総理大臣。
自衛隊の導入は? 兵器はどうする?
実際の国会もこうなのだろうか?
ゴジラの最初の上陸と比べ、二度目の上陸の時の変化は、正に水棲生物から陸上へと変態している。四足泳法から二足歩行へ・・・
違和感があるが、エラ呼吸から肺呼吸に変態する、カエルのような両生類の古代生物の生き残りなのか?
私は最初、脱皮するのかと思った・・・
呑気に逃げる人。傍観している人々。
CGとは思えない、壊れる街のリアル感。
ビルに阻まれてゴジラの姿が見えない分、恐怖はどこから来るのか分からずパニックになる人々・・・
イライラとドキドキ・・・
政府要人たちの、終始まくしたてる会話・・・
・・・やはり口を出して来る米国。
自分の国の兵器の効果を確認したいだけじゃないのか?
日米安保条約が妙に突き刺さってくる・・・
しかし、自国の防衛は自衛隊で・・・
使える武器は大いに使う。
神話にのっとった作戦・・・
ハリウッド版に負けるな、と思った瞬間だった。
この「シン・ゴジラ」
前売り券を座席券へと交換したのが三日前。
しかし、希望していた座席は既に埋まっていた・・・
今回も4DXで鑑賞。
4DXを説明するリーフレット
ゴジラが川を上る時、水しぶき顔や頭にかかってくる。
ヘリの機関銃は、発射と同時に頭の後ろからプシュプシュ風が突き刺さってくる。
カメラが移動すれば、椅子も同時に移動するかのように傾く。
初めての時は落ち着かなかったが、今回は心構えが出来ていたのでたっぷり楽しめた。
しかし、普通の鑑賞券にプラス千円が必要だし、収容人数はたったの84名。
人気アーチストのライブのチケット先行予約並みの争奪戦に臨む覚悟が必要かも知れない・・・
ロングラン上映なら、メンズデーなり、ポイントを使うなりして、今度は普通のシアターで観ようかと思います。
※記事作成に疲れました。もう寝ます。後日、加筆・訂正するかも知れません。