ジークフリートの遊ぶログ

そそっかしくて、キーボードタッチのミスに気が付かないことが多く、過去に投稿した記事も観直しながら編集しています。

映画「トワイライトささらさや」

 
どうして、こんな面白い映画を早く観なかったのか?
テレビで多く宣伝していたようだが、それを観ることは終になかった。
 
先日“映画の日”で1100円の時。
 
「トワイライトささらさや」
 
と言う映画を観た。
 
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・・・冴えない噺家・ユウタロウ(大泉洋)。
ある日、妻のサヤ(新垣結衣)と生後4か月の我が子を残し、事故死してしまう・・・
 
死しても尚、ユウタロウは、サヤと生まれた我が子が気がかり。
更に、実の父親との確執。
 
我が子が奪われる!
 
ユウタロウは、人にのりうつって、サヤに助言。
 
サヤは、人の口を借りたユウタロウの言葉のまま、“ささら”と言う町に逃げる・・・
  
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一人で乳呑み児を抱え、苦悩するサヤ・・・
 
ユウタロウは、ささらの町の住人の体を借りて、サヤに助言。
 
「バッカだなぁ、おめぇは」・・・
  
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・・・たった一人で我が子を守らなければならないサヤだが。
 
のりうつられた、ささらの町の住人の口から発せられるユウタロウの言葉でサヤは成長していく・・・
  
しかし・・・
  
ユウタロウが、のりうつるには、あるルールがある!
 
そして、のりうつられた、ささらの町の人々にも変化が起きる・・・
  
ユウタロウがのりうつった役者達の演技に鳥肌モン!
  
笑いあり、涙あり、涙あり。
やっぱり涙あり。
 
劇場では、声をあげて笑い、鼻をすすったり・・・
  
魅力ある役者達・・・
観ていて安心。
  
「バッカだなぁ、おめぇは」・・・
  
今でも、映画を思い出しただけで、ホロっとくる。
 
多分、家でテレビで観ていたら、号泣、かも知れない。
  
人は、死んでも、生きている大切な人のことが心配。
残された人も、実は死んだ人に身守られている安心感。
それを感じさせる映画だったように思う。
  
原作は加納朋子さん。
 
以前、金曜の深夜に放送していた「てるてるあした」と言うドラマの原作者でもある。
あのドラマも最終回は泣かされた。
とても不思議な世界を描くのが上手な作家さんだ。
 
メンズテー、でもあったから劇場は男性が多かった。
二人組の男性もおられた。
多分、ガッキーのファンなのだろう。
帰り際にロビーに下げられていたタペストリーをスマホで撮影していた。
  
不思議な、フシギな物語です。
 
もうしばらく上映しています。
涙が出るのが恥ずかしい方は、テレビ放送されるのを待ってもいいかも。
  
いつもブログにコメントを寄せて下さる方の後押しがなければ、多分観なかった映画でした。