「名探偵コナン」少々の苛立ち
先日観てきた
「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」
「名探偵コナン」はテレビばかりで、少年サンデーは読んだことがない・・・
かつて販売された・・・
しかし、アニメとは違う、コマ運びでのストーリーを展開させる手腕は凄い!
改めてコミックスを第一巻から読んでみたい衝動もあるが、とてつもない数に気持ちが萎えてしまう。
ところで、このコナン、体が小さくなってから随分と長い時間が過ぎた・・・
コナンの姿になった為、本来の工藤新一が難しい事件がある、と言って蘭の前から姿を消してどれくらい経つのだろう?
どうやら、まだ一年も経ってないようなのだが、それにしても長過ぎる・・・!
毎年暮れになると、翌年の春(GW頃)に「劇場版 名探偵コナン」新作上映決定の発表があると、
(まだ終わらないのか?)
と、唸ってしまう。
春の番組の改編期以降に映画版があるのなら、テレビ版はまだ存続している筈だからだ。
それでも、黒の組織のボス“あのお方”の正体が明るみになり、コナンが元の姿に戻るのを期待しつつテレビを前にしてしまう。
ところで、テレビアニメを真剣に観ていると、時々イラっとくることがある。
少年サンデー連載開始の1994年、アニメの放送開始の1996年と20年もの年月が経っている。
テレビを観ながらとあるエピソードを、コナンと共に推理しているのだが、どうしてもコナンが小さくなった1990年代半ばの時代背景、社会情勢が先入観にあって行き詰まることが度々ある。
と、言うのも、ストーリーに登場するアイテムが1990年代半ばには存在してないものがあるからだ。
例えばスマホがトリックに使われてたりすると、
(一体今は、いつなんだ?)
と苛立つのである。
つまり『マンガの登場人物は年をとらない』という図式は元より、新一が小さくなった1994年、もしくはアニメ放送開始の1996年を基準に考えるのではなく、今から数か月前に新一が小さくなった、と常に今を基準にしなければならない事・・・
一年365日と考えると、何百もの殺人事件に遭遇しているコナンは、一日に複数の殺人事件に関わっているなぁ、と言うバカバカしい計算もしてしまいながら、やはり土曜日の夕方にチャンネルを合わせてしまうのである。
黒の組織のボス“あのお方”の正体は既に著している、と作者は述べておられるが、ここまで引っ張ったのだから、あっ!と驚く展開にして欲しいものだ。
次回は、ルパン三世の方の時間の流れについて記事にしてみたいと思います。