ジークフリートの遊ぶログ

そそっかしくて、キーボードタッチのミスに気が付かないことが多く、過去に投稿した記事も観直しながら編集しています。

こんなのが見つかった!キャンディーズ編 明星1977年10月号 その①本誌

 
押入れの中を整理していて、見つかったものの中に1977年7月に発売された「明星」9月号を先日紹介したが、これはキャンディーズが解散宣言した事を受けて、何がしか形に残せる資料・情報、思い出が欲しいから購入したものだった。
解散宣言したのが7月17日で、「明星」9月号の発売が24日(だった?)で、解散宣言に関する記事は間に合わない事は理解しての購入だった。
 
では、一ヶ月後の8月24日発売の「明星」なら濃い内容のキャンディーズ記事がある筈、と考えてしまうのは必至。
 
・・・で、当然「明星」10月号は購入している。
 
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書店で平積みされていた「明星」最新号の表紙。
注目したのが・・・
 
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“解散決定!”?
“解散決意”じゃないのか・・・?
 
まぁ、ともかく、キャンディーズの“解散”に関する特集は組まれているようだ。
 
ちなみに裏表紙は・・・
 
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まだ高校生の幼い顔立ちした林寛子だ・・・可愛い!
 
特価360円と言えど、あの当時は高い買い物だった!
 
内容は・・・
 
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前半のカラー&グラビアの記事として組まれていた。
当時の製本方法はホッチキスで留めてあるので完全に開ききらないのが難点。これで精一杯の撮影。
これは大阪・梅田コマ劇場での一コマ。
文章を拡大してみる・・・
 
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文章全体を接写しようとすると、カメラフレームに納まらないので、二つに分けてエクセルで繋げた。不細工な仕上がりになってしまったが、読める範疇にはある。
 
ラスト・ショー・イン・サマー”と銘打った書き出しになっているが、本来、企画の段階では、真夏のごく普通の梅田コマ劇場のステージをレポートするだけだったのでは、と勘繰ってしまう。
 
さて、この号には特集として、キャンディーズ解散に対して、ラン・スー・ミキ三人の心情が直筆の文章として掲載されていた。
この梅田コマ劇場の見開きショットの前頁にそれはあった。
 
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何が書いてあるのかボヤーっとしているので右から順に拡大してみた。
 
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そして三人の直筆によるメッセージ。右からラン、スー、ミキとなっている。
上段と下段に分けてみた。
 
先ずランちゃん・・・
 
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本誌でもランちゃんの文章は部分的にかすれていて読みにくい。
 
続いてスーちゃん・・・
 
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そしてミキちゃん・・・
 
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ランちゃんのメッセージのラストにある詩が、解散後にリリースされた幻のシングル『つばさ』であるが、この頃はこれが各地でのコンサートや、テレビで唄われるとは思ってもみなかった・・・
 
さて、このページは“大激突!真夏に燃えた女の子たち②”となっている。
と、言う事は当然①がある。
①はピンクレディーの特集だった。
7月26日の田園コロシアムでのコンサートと楽屋裏を紹介する内容になっている。
ピンクレディーを差し置いて、キャンディーズの解散について重く言及してないのは、当初からキャンディーズは“大激突!真夏に燃えた女の子たち②”としての企画に入っていてピンクレディーとの両者のステージ内容を紹介するだけのものだったと推測出来る。
 
今ではパソコンを使って短期間で記事の作成が出来るが、この当時は写真製版、写植での文字打ちに時間を要したものだから、編集は大変だっただろう。
 
さて、この号でのキャンディーズに関する他の記事は・・・
 
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うーん、時代だな・・・
ずうとるび”や“アグネス・チャン”“三浦友和”“新沼謙治”までいる!“ランナウェイズ”・・・いたいた!
 
さて、キャンディーズは・・・
 
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これは三か月連続企画だったらしく、プレゼント応募に添える人気アンケートをとったもの。解散宣言した後の反響が表れてないのが伺われる。
 
他には・・・
 
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キャンディーズ三人のルーツは・・・
 
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ランちゃんのひいおじいさん、て広島市にいたのか・・・。
スーちゃんはやっぱり釣り具やさん?。
ミキちゃんはようかん屋さん。和菓子屋の屋号に合いそうな苗字である。
 
そして・・・
 
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収録の合間にも、雑誌のインタビュー、写真撮影もあるようだから目まぐるしい内容である。休みは月に二回のみ。前半は休みなく仕事している。売れているとは言え労基法破りもいいところ。
可哀想に思えてきた。
 
以上、10月号の内容からキャンディーズのみピックアップした。
 
後日、付録を紹介したい。