昭和52年7月28日の放送

 

昭和52年7月28日・金曜日
キャンディーズは毎日放送の「スタジオ2時」という番組にゲスト出演しています。
この度見つかったテープを聴いて、ウィキで今一度チェック。

 

      

間違いない。

「スタジオ2時」は森野福郎氏が司会の情報番組。
日替わりで芸人がレギュラーアシストしていて、この日は月亭八方氏でした。
八方氏は金曜日の担当。

解散宣言したのが17日・日曜日。この番組を録音出来たのは夏休みだから、少なくとも20日以降の金曜日。また解散が来年の3月まで延長されたことに触れられてないし、梅田コマ劇場でのショーが始まる8月4日より以前の金曜日。

また、先日投稿した「日曜特番　スーパーアニメヒーロー」の次ぎに録音されているから、7月28日となる…

「日曜特番　スーパーアニメヒーロー」はやはり24日の放送だった、と実感出来る。

 

番組の内容を簡単に紹介すると･･･

 

森野氏が、キャンディーズを紹介してスタジオに招き入れ、八方氏と共に、解散後（引退後）何がしたいか三人それぞれにマイクを向けます。

ミキちゃん

「えっと、私はですね…親子孝行をしたいと思います」

 

ランちゃん

「とにかくね、一度静かな状態に戻って、自分を見つめて、それから色々方向を決めたいと思います」

 

スーちゃん

「私も今は何も考えてないんですけども、辞めてから、何か一つのものを見つけて、それに向かって歩いて行きたいと思います」

 

と、それぞれ答えています。

その後、森野氏は、8月4日から8日までの梅田コマ劇場でのキャンディーズショーの宣伝・紹介をしています。

この番組への出演は梅田コマ劇場で行われるショーの宣伝目的だと思われます。

しかし、解散宣言したので、インタビュー内容を差し替えたのかと考えたりします。

 

インタビューの後、キャンディーズは「暑中お見舞い申し上げます」を唄います。

 

歌の後、森野氏は、

これから解散、また引退したとしてもキャンディーズはずっと心に残ることでしょう、と締めます。

 

それから“一万円電話クイズ”と言って、視聴者から送られたハガキをゲストが選んで三択クイズを出します。そして当たれば一万円がもらえます。

応募ハガキをランちゃんが抽選で選びます。

毎日放送の女子アナがハガキに書かれてある電話番号にダイヤルしている間、特に商品名は口にしなかったのだが、女性一人でも簡単に窓に取り付けられるエアコンは画期的だったのでしょう。森野氏はキャンディーズの新しいCM「サンヨー　ひえひえ」について言及します。

 

そして、電話がつながります。

抽選に当たった方は60歳の女性の方で、キャンディーズの三人が一人一人電話口で話をします。その時ミキちゃんが

 

「おめでとうございます。一万円があたりましたよ～」

 

と言ってしまうのです。

これはクイズに正解しないと一万円は貰えません。

森野氏が

「いや、まだ当たってへん」

と突っ込んで笑いをとります。

 

ちなみに問題は

 

「今、歌を唄ってくれました。そしてあなたのハガキをひいてくれました、ランちゃん、スーちゃん、ミキちゃんのグループ名を当ててもらいたい。次の三つの中から･･･

一番　キャンデイーズ

二番　チャンバラトリオ

三番　宮川左近ショー

･･･」

でした。

 

その女性の方は即座に一番と答えました。

 

簡単ですが、以上の内容でした。

何回か聴きましたが、懐かしくて、少年の日に戻った感じがしました。

キャンディーズの大阪の番組への出演とくれば「ヤンク　おー！おー！」を思い浮かべます。同じ毎日放送なので「スタジオ2時」出演もあり得たのでしょう。

 

さて、自分でも録音していることを忘れているテープもあるかも知れない。

レトロをテーマにした歌番組の録画テープもあるが、キャンディーズの姿もあるかも知れない。

これから性根を入れて整理しなくては！