7月19日~26日
異常な暑さですね。
カブトムシの観察日記、その後です。・・・
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7月19日
羽化した成虫のうち羽根が固まったと思われる2頭をケースに入れる・・・
・・・ガサゴソ動き回り、元気元気。
マットを足して、嵩を増やすと、一頭はすぐに潜り込んでしまった。
・・・昆虫ゼリーを置いてやる。
これが彼女たちの初めての食事になる。
しかし・・・
・・・この中の幼虫たちはどうなってるんだろう?
あと5頭いる筈なのに・・・
7月20日
玄関に置いている飼育ケースや、羽化した成虫の羽根の様子を確認していたところ、ブーンという羽音がする・・・
・・・玄関のドアの隙間に、メスのカブトムシが!
えっ!? 衣装ケース(右に写っているもの)の中から飛び出した?
それとも、スポンジの中の羽化したばかりの成虫?
実は今までも2回、家の中の2ヶ所で、メスのカブトムシを見つけている。
衣装ケースの上には、画像にあるチラシ類を被せるだけの簡単なフタをしていただけだったから、知らない間(夜中)に羽化して、飛び出したのか?
このドアの隙間のカブトムシを買ったばかりの新しいケースに入れておくことに・・・
7月22日
オスのカブトムシのエサ、昆虫ゼリーを取り換えようと、ケースを確認したら・・・
・・・あれ?いない!
・・・飼育ケースの蓋には窓がついているのだが、爪を噛ませて綴じてはなかった。
ケースの中で飛んで蓋の裏側に張り付いて、ここから飛び出したのか?
だとしたら、この家の中の何処かにいる筈・・・
しかし、タンスの裏の隙間に落ちたり、そこでひっくり返っていたら・・・
せっかくのオスなのに、繁殖させようか、と思ってたのに・・・
ならば、まだ羽化してないサナギのオスは?
・・・動かない。
亡くなっている!
何と言うことだ。
行方不明のオスに加えて、こいつが亡くなった。
当初12頭で飼育を始めた幼虫のうち、3頭が亡くなり、1頭が行方不明。
残り8頭のうち、5頭はまだ飼育ケースの中・・・
いや、既に飛び出したものがいるかも知れない。
いったい今、何頭のカブトムシがいるんだ?
7月26日
暑い日だったが、この日は・・・
・・・このような箱の中にマットを敷き詰めて、これまで亡くなった幼虫と、サナギのまま亡くなった2頭のカブトムシを入れて・・・
・・・フタを閉じて、棺桶代わりにして
・・・家の裏に埋めた。
燃えるゴミに混ぜて出すなんて出来ない。
今一度・・・
・・・この衣装ケースの中を調べてみる。
画像は19日に撮ってあったものをそのまま流用。
すると、いない!
この中にカブトムシはいない!
えっ!逃げた?
オスが全くいなくなった!
今年は卵を産ませて、孵らせて・・・と挑戦しようと思ってたのに・・・
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9ヶ月にわたって、と言うか、玄関に置いたままにしていたケースを観察し続けたカブトムシでしたが、おそまつな結果になりました。
実は昨年成し遂げなかった、
『卵を産んだら、オスメスとも、自然界に逃がしてやる』
という目標を今年こそは、と思ってました。
丁度お盆の真っ最中、13、14、15日のいずれかにお墓参りに田舎に行った時に、空に放つつもりでした。
その田舎も実は、西日本豪雨の被災地となり、足を踏み入れることが出来るかどうか分かりません。
これ以上、死体を見たくはないので、このまま飼うのはやめようかと思いますが、望みがあれば、オス一頭手に入れてみようか、との考えもあります。
観察日記、次回で締めくくります。