ジークフリートの遊ぶログ

そそっかしくて、キーボードタッチのミスに気が付かないことが多く、過去に投稿した記事も観直しながら編集しています。

「緊急指令10-4・10-10」VOl・4 その2

 
「緊急指令10-4・10-10」DVD-BOXの発売まで、あと一週間!
それまでに映像ソフト化されていたビデオ版とLD(レーザーディスク)版。
 
以下がテーマ別に分けたLD3巻。
 
イメージ 1
VOL・3の『魔界列島編』内に、他の3エピソードとは雰囲気が異質な第19話「大空を飛ぶ少年」が収録されているのが妙に納得出来ず、無責任に『魔界列島編』の別バージョンを妄想したものだが、実際に手にとって見ると、中に入っていた解説書には
第12話「天才ゴリラの初恋」について言及されていたので、VOL・3への収録候補にはあがっていたのだろう。これには拍子抜けだった。
更には第5話「カブト虫殺人事件」 第7話「闇に動くミイラ」 第14話「黒猫が見た」
第17話「妖怪ねずみ地獄」 第25話「死を呼ぶ鳩」についても解説されていたのである。
 
好き勝手にVOL・4「愛と友情の通信編」なるものを妄想していたのだが、実は実は、VOL・4の制作予定があったようなのだ。
解説書には
 
それでは次回、第4集『超科学犯罪者編』(?)でお会いいたしましょう!
 
で結ばれていた。
 
実際のところ、制作はされなかったが、もし第4集・・・VOL・4『超科学犯罪者編』が世に出たとしたなら、何が収録されていただろう?
 “犯罪者” が出てくるエピソードは
 
第1話「狂った植物怪獣」→麻薬精製・殺人未遂
第2話「謎の火炎怪人」→放火・宝石泥棒  
第4話「人喰いカビ」→殺人
第5話「カブト虫殺人事件」→殺人・宝石泥棒
第7話「闇に動くミイラ」→絵画泥棒
第8話「私は殺される!」→殺人(遺産目的だが、未遂)
第10話「死を呼ぶバイオリン」→殺人
第11話「妖怪どろ人間」→殺人
第13話「海獣半漁人の逆襲」→殺人・金塊泥棒
第14話「黒猫が見た」→殺人
第20話「怪鳥ラゴンの襲撃!」→現金強奪・殺人
第23話「死体を呼ぶ白骨」→遺体泥棒・宝石強奪・殺人
第24話「黒いさそりの恐怖」→殺人
第25話「死を呼ぶ鳩」→殺人
第26話「非行少女カオリ」→爆弾、及び爆破予告
 
第15話「僕は泣かない」では、幼児虐待・・・ムチで背中を打つ継母が描かれていた。個人的には犯罪だと確信しているが除外。
第18話「大空を飛ぶ少年」では、侵入して、人工の羽根の設計図を隠し撮りする同 級生がいたが、これはれっきとした不法侵入、窃盗だと思うがこれも除外した。
 
挙げた15話分のエピソードの内
第1話「狂った植物怪獣」 第2話「謎の火炎怪人」 第4話「人喰いカビ」
第11話「妖怪どろ人間」 第13話「海獣半漁人の逆襲」は既に商品化されている。
 
残った10話の中から“超科学”の言葉も盛り込まれたエピソードは・・・
 
第5話「カブト虫殺人事件」→カブト虫の形をしたロボット内に小型のカメラ、毒針が仕込まれている。
 
第7話「闇に動くミイラ」→リモコンで動くミイラが、同じ展示会内の有名絵画を盗む。
 
第10話「死を呼ぶバイオリン」→生きた細胞で構成された真珠が、バイオリンの音色(波長)で巨大化し、対象者の首を絞めつける。
 
第25話「死を呼ぶ鳩」→旧陸軍が密かに作っていた、人間の骨まで溶かす物質
(細菌)を利用して対象者を殺害する。 
 
が妥当ではないか・・・
また、“超科学”は“科学の域を超えた”と見解するならば
心霊現象、怪奇現象を全面に押し出した  
 
第8話「私は殺される!」→トランプのスペードのクィーンがトランプから抜け出して、心臓の弱い少女の命を奪おうとする。
 
第14話「黒猫が見た」→誤射によって妻を殺し、死体を遺棄したが、一緒に射殺した黒猫や妻の霊に追いつめられる夫。
 
である。
 
・・・で、結局選んでみたのが、
 
第5話「カブト虫殺人事件」
第7話「闇に動くミイラ」
第10話「死を呼ぶバイオリン」
第14話「黒猫が見た」
 
第8話「私は殺される!」は入江ナミの潜入捜査や、視聴者に対して、同居の叔母(馬渕晴子)へ嫌疑を向けさせようとする演出は面白いのだが、スペードのクィーンをもう少し過剰に演出しても良かったのでは…と言う事で外させてもらった。
“怪奇”“恐怖”といったテーマなら確実にエントリーされるだろうが・・・
 
以上、暇を持て余した男の戯言。
 
「緊急指令10-4・10-10」 DVD-BOXⅠ
            発売まであと7日