ニックネームの由来とヤフーブログの思い出
本日10日。
“10”と言う数字のこじつけで、タイトルに“10”を使用した特撮ドラマ
「緊急指令10-4・10-10」
にちなんだ記事です。
※ポスターを撮影
怪奇な事件を、無線仲間と連携を取りながら解決していく中心となるチームでした。
このチームに憧れて、入りたくて、このチームに入ったら、無線で名乗るニックネーム(コードネーム)を懸命に考えたものでした。
気の利いたニックネームが、小学生のガキに思いつくことは難しかったのですが、ふと目の前の本棚に並んでいた絵本が目につきました。
そのうちの一冊のタイトルがこれです!
コンサートブック、というシリーズの中の一冊。
裏表紙
オペラやバレエ曲などの歌劇を、幼児向けに物語に起したシリーズで、これは第6巻です。
50年前の古いものなので紙ヤケが目立ちます。
世界出版社という会社から発行されていますが、一般の書店では扱われてはいません。
契約した各家庭に配本される、幼児・児童向けを主とした出版社です。
世界出版社の広島支店に勤めていた女性が近所に住んでおられ、母に勧めたようでした。
このコンサートブックの他に、図鑑や英語教育、世界の名作全集のシリーズが我が家に毎月一冊ずつ配本されてました。
ボクがまだ、幼稚園に入るずっとずっと前から、母が買ってくれていたもので。まだ字も読めないけど絵柄を楽しんだり、母が読み聞かせしてくれたものでした。
ボクの読書好きのきっかけとなったのが、世界文化社から発行されていた絵本たちでした。
ドイツの英雄ジークフリート。
ワーグナーのオペラになっていますが、本家のオペラはまだ観たことはありません。
ワーグナー、と言えば小学校の音楽で習う「タンホイザー」と映画「地獄の黙示録」の挿入曲「ワルキューレの騎行」くらいの知識しかありません。
「ニーベルングの指環」にある、と聞いて、CDを買って「ジークフリート」は聴いたことはあるのですが、パッとしませんでした。このCDは何処かにいってしまいました。
竜を退治して姫を助けて結婚する、という物語なのですが“ジークフリート”と言う言葉の響きも妙に気に入ったという単純な理由で、
このチームに入ったら、これをニックネームにしよう、
と思ったのです。
遥か長い時が流れ、パソコンを購入しネットに繋げた時、色々なホームページの掲示板などに自分の文章を描きこむ際のIDをどうしようか?と迷った時、幼い頃“シークフリート”と名乗って、沢山の無線仲間と交信したかったことを思い出し、名乗らせていただくことにしました。
この名前で存在感を表し、ネットユーザーたちに呼ばれることで、幼い頃からの夢が叶った感じがしました。
いくつかのホームページで今も、この名前を名乗らせていただいています。
ヤフーブログを立ち上げる時、迷わずこの名前を挙げさせていただきましたが、40数年に渡る思いが詰まった、とても大切にしている名前です!
“ジークフリート”と言えば、他に・・・
同じコンサートブックのシリーズ第1巻「はくちょうのみずうみ」にも同名の王子がいます。
挿絵は、いわさきちひろさん。
時々“ジークフリート”は『白鳥の湖』からもじったのですか?と聞かれます。
今回、ブログのニックネームのきっかけとなった“ジークフリート”の絵本が見つかり、紹介させていただきましたが、世界文化社から発行されていた絵本や図鑑類を少しずつ記事にさせていただきたいと思っています。
要するに、押入れの中の整理です・・・(笑)
10日投稿の“10”という数字から
「緊急指令10-4・10-10」
に言及した、ヤフーブログの思い出も追いかけた記事でした。
来年1月10日にも投稿出来るよう、今、資料を整理しています!