女優・榊原るみさん 「おれは男だ!」篇
前回から更新が滞ってました。
パソコンがどうも不具合です。記事が容易に作れずイライラしてました。
今回は、前回の『女優・榊原るみさん「帰ってきたウルトラマン」篇』に続いてのお宝映像から切り取ったものです。
本来は「帰ってきたウルトラマン」と、今回の内容と「気になる嫁さん」をまとめて画像をアップしようと思ってたのですが、あまりにも薄っぺらく感じたので、写真を増やすことにした次第です。
では、今回のテーマですが、先ずは・・・
“こんなの見つかった!
VHSテープ収録篇
「おれは男だ!」”
ビデオデッキが手に入って、次から次へと録画しまくってた頃、夕方に再放送されていたのが「おれは男だ!」
昭和60年3月~4月のものです。実に今から30年前のテープからです。
テレビ画面を直接撮影したものなので、画像は悪いです。
そもそも「おれは男だ!」とは・・・
原作:津雲むつみ
日本テレビにて
1971年2月21日~1972年2月13日・全43回放送
原作者の津雲むつみさんとはこの方・・・
・・・第一話に御出演!この時19歳。セーラー服がまだお似合いです。
劇中でイラストを描いておられます。
榊原るみさんが出演されているのは
4月4日放送・第7話『真夜中に愛をこめて!」
つまり、榊原るみさんは、4月2日に始まった「帰ってきたウルトラマン」と同時期に撮影があったのである。
内容を追い駆けてみる・・・
深夜0時30分、ラジオ日本「ヤングミッドナイト」という番組・・・
・・・パーソナリティーは有川みゆき(どんな表記か分かりません)
主人公・小林弘二は聴いちゃあいない・・・
・・・大きなあくびをしながらラジオを消して、ベッドに入るのだが、テレビ的には、バックには番組が続いている音声はそのまま・・・
・・・有川みゆきは、一通のハガキを読む。
“神奈川県、青葉高校のコウジ君よりミサオさんへ・・・
ミサオさん、元気かい?これを書いている窓の外は悩ましい春の夜だ。
ボクの心は千々(ちぢ)に乱れている。キミのことを思うと、ボクは眠れないんだ。二人でデートした時のあの海の色。そっと握ったキミの手の暖かさ。今でもボクの手に残っている。キミとはいつもケンカしていたが、ボクの本心は分かってくれるだろう?キミを心から愛している。好きだ!好きだ!好きだ!将来結婚したい気持ちに変わりはないのだ。デートの時聴いた思い出の曲、野村真樹の『一度だけなら』をキミに捧げよう”
♪い~ちどだけなら~ゆ~るしてあげる~
これらを聴いていた吉川操。
「・・・人をバカにして!何が一度だけならよ!」
怒りが爆発。
しかし、小林弘二は既にベッドの中・・・
ここでオープニング開始。
本日のゲスト出演・・・
田坂都さんはレギュラー・秋本京子役。
既に故人となっておられ寂しい。
この頃は野村将希表記ではなく、野村真樹となっている。
翌朝、学校では・・・
・・・男子生徒(特に、小林弘二)と一線を画していた筈の操が、こっそりデートしていたなんて!
「結婚したいだなんて~!」
「ジェラシー感じちゃう!」
揶揄と皮肉も含めた発言。そして、操に裏切られた感が拭えない女生徒たち。
一方、男性陣は・・・
「いよ!キャプテン!」
「青葉の女どもは蜂の巣をつついたような大騒ぎだぜ」
「内ゲバを狙った心理作戦!」
弘二を讃えているのだが、本人は全く身に覚えがない。
それにしても、何という視聴率の良さ!
こんなにもラジオを聴く高校生がいるのか?
・・・女生徒に詰め寄られる弘二。
一方、弘二のライバル・・・
・・・丹下竜子から詰め寄られる操。
たじろぐ操。
丹下竜子は弘二に一目置いているのだ。
家庭でも・・・
「恋愛は大いに結構!」
と、弘二の行動に肩を持つのである。
弘二と操は絶交する。
弘二はラジオ日本を訪ね、投書されたハガキを確かめる・・・
「これは俺の字じゃない!」
そこへ・・・
・・・同じくして、操もラジオ日本を訪れてくる。
二人の間はデッドヒート全開!
ことの真相を探るため、弘二はハガキを持ち帰る。
翌日、明らかに筆跡が違う、と潔白を力説する弘二だが、女子達は譲ろうとしない。
その反面、操に裏切られた感も持つバトン部の女子たちは、心理的に離れてしまう・・・
・・・京子と二人っきりのランニング。
一方、竜子と弘二。
「・・・小林君。あなたと吉川さんが何でもない、って分かってホッとしたわ」
その様子を観ていたバトン部員たち・・・
「あの二人、随分仲がいいんじゃない!?」
「・・・じゃあ、もしかすると、操と小林君は?」
「そうよ、もしかしたら小林君の言うとおり(別人が書いたハガキ)かも知れないわね」
「・・・どうする?今頃、あの二人走っているかも知れないわね」
って、ことでバトン部の心は再び一つになり、操の元へ・・・
「・・・ごめんなさい、操~!」
何なんだ、この茶番は!って、突っ込みたくなったが、当時(再放送も含めて)はこれが感動したものだ。
しかし、慌てて走ってきた為、部員の一人が足を捻挫。
運ばれた診療所にて・・・
・・・勝俣医師(おそらく校医)(米倉斉加年)から
「そんなもん怪我のうちに入らん…俺の知っている患者なぞ、スキー事故で片足がグチャグチャになっても泣きごと一つ言わんぞ。しかもそいつは、キミたちと同じ女子高校生だ」
と、突き放す。
そこへ・・・
川上(野村真樹)という男が入って来る。
彼は、同じ青葉高校のA組で秀才。
彼は、勝俣医師からの電話でやって来たのだが、彼・川上に関係する、ある人物の二度目の手術が決まった、と勝俣医師から告げられる。
ここでちょいと休憩・・・
・・・懐かCMから。
場面転じて・・・
丹下竜子は友人の桑原千春という女性を見舞う。
・・・榊原るみさんである!
「ねぇ、学校の方はどう?」
と、千春。
二人は同じ学校の同級生、と言う設定か?
「相変わらずよ。千春こそ、このカセットで勉強していたんでしょ?」
と、竜子。そう言って彼女が押したラジカセのボタン。
そこで流れてきたのは、ラジオ日本の『ヤングミットナイト』
例の、コウジ君よりミサオさんへ、の放送内容が流れる。
・・・それを聴いていた千春の母親。
「千春、まさかコウジ君てのは、あのコウジ君じゃ?」
「そうよ、お母さん」
「あんた、私があんなに反対したのに、まだあの人と付き合ってるの?」
そこで、竜子
「じゃあ、あの投書は、小林君からあなたに宛てたものなの?」
「違うわ、川上君よ」
千春は、川上とデートでスキーをしている時に怪我をしたのだった。
でも、何故、ミサオという名前を使ったのか?
それは、母親が交際を反対しているから、千春の名前をミサオという暗号にしたのだった。
その頃、学校では・・・
・・・弘二の兄である小林一郎先生が例のハガキと、全男子生徒の答案用紙を顕微鏡で見比べての筆跡鑑定を行っていた。
倍率が大き過ぎるだろ?って思ったが・・・
すると、よく似た筆跡の男子生徒が一人該当した。
それはA組の川上コウジ・・・コウジはコウジでも弘二ではなく、浩次と書く、
つまり川上浩次だった。
・・・早速、A組へ行って詰問する弘二と操。しかし、否定する川上浩次。
否定するにはわけがあった。
この時、自分が桑原千春と交際していることが、千春の母親にバレてるとは思ってなかったのである。
千春の手術の日。勝俣医師は小林弘二と吉川操を呼び出し、真相を語る。
病室へ入った弘二と操。千春と初めての対面。
「よろしく。小林弘二君に、吉川操さんね」
千春と浩次は、弘二と操に謝罪。
千春の母親も、二人の交際を認める運びとなり、めでたくおさまる。
今日の手術で足の骨を2センチ切るのだが・・・
・・・この時の千春の発言がちょっと・・・
「ねぇ、川上君。私がビッ〇になっても、将来ホントにお嫁さんにしてくれる?」
※今では放送禁止用語ではないだろうか?
約束する川上浩次・・・
病室内、明るいムード一色に!
しかし、手術に対して不安の残る千春・・・
「ねぇ川上君、何か唄ってくれない?」
と、いきなりフってくる。
言われた川上浩次も
「よし!」
と、やおら立ち上がる・・・
・・・振り向きざまにイントロが・・・♪
♪めには~なみだ~を
ため~ながら
カギをにぎって ねむ~るころ
・・・コブシを回しての熱唱。
眉間に皺まで寄せて・・・
そう言えばこの頃のドラマって、よく劇中で歌が唄われてたなぁ・・・
病院を後にした二人。
「お前たち、絶交なんて止めろ!」
勝俣医師に諭される弘二と操。
絶交を撤回する二人だが、反発し合う元の間柄に戻っただけである。
このドラマ。今では綺麗な画像のDVDが出ているが、録画したテープを今一度視聴すると、当時の懐かしいCMも含まれていて見入ってしまった。
このエピソードでの野村真樹さん。後に芸を磨こうと、アメリカに渡るのだが、イケメンの彼。現地でゲイに襲われたそう。
そこで、芸を磨かずにゲイ避けの為に、体を鍛えたおかげで、今ではすっかりマッチョになっている。
芸は身に付かなかったが、ゲイが身に付いてしまった? わけだ。
本題の榊原るみさん・・・
お見苦しい画像やら、モノローグが鬱陶しい記事でした。