はじめての連休
今年に入って初めての記事の作成です。
年始の挨拶を記事にしていますが、実際に作成したのは昨年で、アップ前に少しだけ加筆した程度です。
正月からこっち、様々な困難なことがありました。
PCを立ち上げない日が何日も続いたこともあります。
今、完全に落ち着いたわけではありません。
これらのことは後日また改めてまとめて記事にしたいと思っています。
この5月7・8日。
今年に入って初めての連休でした。
2日以上続く休み、というのが今年に入って初めてでした。しかも2日間だけ。
ホントに仕事が過酷でした。毎月シフト表が配られるけれど、次々と職員が辞めていくので、時間外や、休み返上で仕事に出たことにより何度か設定されていたことがある連休が次々と消えて行ったわけです。
そんな中、やっと掴めた連休に行った映画の感想を今回の記事とさせていただきます。
アカデミー賞受賞をきっかけに続映されている映画。
「コーダ あいのうた」
・・・を観に行くことが出来ました。電車に乗るのも随分と久しぶりでした。
パンフレット
「コーダ(CODA)」とは“Children of Deaf Adults”
“Deaf”とは『耳の聞こえない』
つまり、ろうの両親を持つ子どもという意味。
パンフレットに記載されている指文字も、C・O・D・Aを表しています。
漁業を営むろうあの両親と兄の中で育った女子高生・ルビーは家族の中で唯一の聴者。
彼女には自分も気付いていない音楽(歌唱)センスがある。その才能を見出し、更に伸ばして音楽大学へ薦めようとする教師と、それに乗って来るルビーであるが、自分が手話通訳者としてそばにいなければ家族が仕事を進めることが困難なので、将来の夢をあきらめようとするのだが・・・
(アメリカの)手話が出て来る映画として話題になった時に、観たいな、と思っていました。
最近では「猿の惑星」でもアメリカの手話が出て来て面白く感じたのですが、今回は人が本格的に表す手話表現に関心を持ち、鑑賞前から楽しみでした。
でも観ていて、この話は、あれ、と同じじゃないか?
と思いました。
それは、フランス映画「エール!」(2014年)です。
劇場でも鑑賞して、過去に記事にしたことがあります。
後に調べてみると「コーダ あいのうた」は「エール!」のリメイクでした。
しかし、家族の営む業務が「エール!」では酪農でしたが「コーダ あいのうた」は漁業に設定を変えています。
発語ではなく、手の動きと顔の表情によるセリフがとても豊かで、鑑賞していて笑みがこぼれ、ウルっとくることが多かったです。
これは、日本の手話と同じ表現をするんだな、というシーンもありました。
アメリカ手話を熟知しているわけではありませんが、ラストにルビーが表した・・・
ん?
これは何という意味なんだろう?
調べてみました。
その前に・・・
“アイラブユー”
と言う手話があります。
これもまた過去に言及したことがあります。
映画「ウルトラマンサーガ」で主人公がラストに表したポーズです。これを基に作った記事でした。
左右逆ですが、
親指、人差し指、小指を立てたこの形は・・・
この形を基本に、指文字の“R”を示す・・・
・・・を加えた
“I REALLY LOVE YOU”
それぞれの頭文字を表したものでした。
手話を学習し、実際に通訳者として活動したこともありましたが、今の仕事に就いてからは、本格的に手話に取り組んでません。
過去に国際手話も学習して、国際障碍者年シンポジウム東京大会や、デフリンピックなどで、通訳者としてボランティア参加したいな、と思っていた青春時代を思い出させたこの度の映画でした。
広島では、サロンシネマ、という所で一日一回限り、19日までの上映らしいです。
R指定の映画です。地上波での放送は難しいかも知れません。
CS放送を待つのもいいのですが、ブックレットの解説本が充実していればDVD発売を待って、また鑑賞したいと思っています。
明日は夜勤です。週に2回以上の夜勤が続いています。
次の記事の作成まで時間がかかりますが、普段の生活リズムに戻せるよう努力したいと思っています。