どうしよう? 2
朝4時に起きることもあれば、夜勤の為に昼過ぎに起きることもあり、勤務状態がバラバラ。季節の変わり目で寒暖差が激しく、家に帰って晩御飯を食べながら一杯呑んだら、ボーッとして、頭を使う余裕がない日々が続いています。
この記事の作成も一週間以上かかって仕上げました・・・
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昨年の10月頃から我が家の裏にやって来ている猫クン。
裏の勝手口のドアを開けると、工具などを入れている籐製の整理ダンスの上に唐突に座っている日が続いていました。
※昨年、記事にさせていただきました。
何でウチに来る?
洗濯モノを干す為に屋根があるし、風呂を沸かすガスボイラーがあって、真冬でも温かい風が吹き出してくるから?
・・・にしても野良猫なのに小綺麗!
何処か屋外で世話をしている人がいるのかな?
と思っていたし、ウチで排泄しなければ別にどうってことはない、とほったらかしにしていました。
近づいても逃げないし、それどころか頭を撫でても拒否しない。
これは完全に人間慣れしている!
その猫クンの一年後・・・(10月現在)
大きくなったなぁ!
ところがこの猫。実は今年の春頃から二匹に増えたのです!
・・・左側の、耳がV字にカットされている雌猫です。
おそらくこの二匹は兄と妹と思われます。
V字カットされている、ということは避妊手術を受けた証拠。この二匹以外にももう二匹、見かけることがあるのです。よそから来る猫を意識しての避妊手術?
この二匹目の猫。春先に初めてウチにやって来たのですが・・・いや、おそらくもっと前からウチの裏で寝泊まりしていたのかも知れませんが、初めて姿を見た時は、まだV字カットされてませんでした。
その後、しばらく姿を見せないな、と思っていた時期もありまして、GW頃に唐突に現れた時は、こんな耳になってました。
この近所の誰かが4月か5月初め頃に手術を施行し、再びこの地域に放ったのでしょう。
いくら野良猫でも傷つけたら虐待になり、処罰されることもあるらしく、乱暴に追い返すことが出来ません。
一時期、忌避剤を撒きましたが、一週間程度で匂いが薄められて、その忌避剤はただの砂になってしまいました。
ま、こちらに危害が及ばなければ別にいいか!
と、しばらく何もしないでいました。
しかしながら、あまりにもウチに居付いている感じです。
細かく言えば、夜から早朝にかけてだけ、この整理ダンスや、土の入ってない空のプランターの中に座っていたり、寝ていたりします。
洗濯モノを干している時に、この整理ダンスの上に座ったまま、その作業をジッと見つめています。
今回の記事は、この数ヶ月の間、機会があれば撮影してきた画像を基にしています。
しかし、その前に話しは脱線します・・・
実はウチの裏。とても乱雑です。
昨年の秋は、足の踏み場に困るほど、モノが散らばってました。
建築業だった親父。電動のこぎりなどの仕事道具の他、家を建て終わった時の余ったベニヤ板やトタン板。リフォームや解体などで、施主が使っていた電化製品や家具類など、まだ使えるモノをどんどんウチに持って帰るのでした。
猫が載っているタンスも実は持って帰ったものでした。
「狭もう(狭く)なって、洗濯モノが干せんようになる。何とかせぇや!」
と、毎晩のように文句を言っているうち、親父は80歳を前に、車検を受けずに車を手放したので、産業廃棄物や粗大ゴミを処理してくれる施設に持って行くことが出来なくなりました。
更に、親父は脳出血で入院。特養へ入所するなど、バタバタしているのに加えて、とうとう一人で片付けなければ、と思えば思うほどイライラが募りました。
不用品、と言っても軽トラック一台分程度でしたので、回収業者に頼んでしまえば簡単なのですが、
『ゴミを持って帰ってきて、何で金を出して捨てにゃならんのじゃ?』
と、違ったストレスが溜まってましたが、細かく分解して、燃えないゴミや複雑ゴミ用の袋に入れてしまえば、指定曜日に行政が回収してくれる、と聞いたので、ネジ全てを外してバラバラにしたり、のこぎりで細かく切るなどして、ゴミ袋に分けて入れることが出来ました。
そんな作業をしている間も猫は、座ってジッと観ているのです。
特にメスの方が熱心に近寄って来ます。
ある日、コーラとスナック菓子をつまみながら作業をしていた時、ふと、エビが入っているから・・・と、かっぱえびせんを放ると、その猫・・・
食べたのです!
なにかエサをくれる、とずっと期待していたのでしょう。その後も、猫はますます、ウチに来るようになってしまいました。
で、ある日、魚の形をしているから、と洒落で、おっとと・・・
・・・を置くと、
食べた!
危害を加えないし、エサもくれる便利な人間だと思っているのでしょうか?それとも遊んで欲しい、と甘えているのでしょうか?洗濯モノを取り込もうと勝手口に下りると、音を聞きつけて、間もなく隣の家との境のブロック塀の向こうからやって来て・・・
お座りしたり・・・
足元で寝転んで腹を見せたりします。
その時は撫でてやると、目を細めます。
一匹ずつやって来る時もあれば、二匹がくっついていることもしばしば・・・
ウチに来ない時は、別の家に行って食べさせてもらっているのでしょう。
あちこちの家の陰から出て来るところを目撃しています。
ウチが飼っている、と思われているかも知れません。何処かで排泄物に困っている家があるのなら、責任を問われるかも知れません。
玄関先に棘のある侵入防止マットを敷いている家もあります。
でも、この猫が近所で問題になっている話は耳に入ってこないので、迷惑な存在ではない、と思うのですが・・・
満足にエサをやっているわけでもなく、満足に遊んでやっているわけでもないのに、こうもまとわりついてくると、可愛くてたまりません。
本格的に飼ってやってもいいのですが、屋外に慣れている今、家猫には出来ません。不規則な勤務もあるし、エサの配分ペースも分かりません。また避妊手術した者がいるので、この近所に保護者がいる可能性が高いです。こういった野良猫のことを“地域猫”というらしいです。
ウチに来ても、たいしたことをしてやれないことが心を痛めています。